サガン鳥栖は11日、鹿島アントラーズからMF白崎凌兵を期限付き移籍で獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。なお、契約期間は2021年8月10日から2022年1月31日までとなり、期限付き移籍期間中は鹿島と対戦するすべての公式戦に出場できない。
鳥栖のクラブ公式サイトには、以下のとおり白崎のコメントが掲載されている。
「鹿島アントラーズから加わることになりました白崎凌兵です。サガン鳥栖の勝利のために自分のすべてを出して戦います。応援よろしくお願いします!」
また、鹿島のクラブ公式サイトには、以下のとおり白崎のコメントが掲載されている。
「自分の力をピッチで示すため、環境を変えることでプロサッカー選手としてもっと成長したいという思いから、移籍を決めました。このクラブで学んだプロとしての姿勢をいつも大切にし、またカシマスタジアムでレベルアップした姿を見せられるよう、全力で戦ってきたいと思います」
現在28歳の白崎は、山梨学院大付属高校を経て、2012年に清水エスパルスへと入団。2013年から2014年にはカターレ富山への期限付き移籍を経験しながらも、2018年まで清水に在籍した。2019年に鹿島へ完全移籍で加入すると、今シーズンは明治安田生命J1リーグで17試合に出場し、2ゴールを記録。JリーグYBCルヴァンカップでは5試合に出場し、2ゴールをマークし、天皇杯でも1試合に出場している。
鳥栖は今夏、U−24日本代表として東京オリンピックに出場したFW林大地がベルギー1部のシントトロイデンに、MF松岡大起が清水に移籍していたため、白崎には攻撃陣の即戦力として期待がかかる。