広島の九里が7失点の乱調…高木氏はベンチワークに疑問「いろいろな方法で間は空けられた」

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2021年08月15日 07:50  ベースボールキング

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広島・九里亜蓮
◆高木氏は4回サンズの場面での采配を指摘

 広島の先発・九里亜蓮が10安打7失点の乱調で4回KOを喫した。

 九里は1点リードの2回、無死1塁で中野拓夢の投ゴロを悪送球でピンチを広げると、梅野隆太郎の右前適時打と近本光司の左犠飛で試合をひっくり返される。3回はサンズに特大の18号ソロを左翼席へ浴び3失点。4回には二死1、2塁でサンズに2打席連発となる特大の3ランを被弾。さらに大山悠輔にも2試合連発となる12号ソロを浴びて7失点。今季ワーストタイの10安打7失点で4回降板となった。

 14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊さんは4回二死1、2塁でサンズの場面をポイントに挙げ、「ここで代えるかと思いました」と触れ「ここまで九里は8本ヒットを打たれていてなぜ引っ張るのかと。(サンズに)前の打席でホームランを打たれ1打席目にもいい感じで外野フライを打たれているので」と指摘。

 さらに、「誰かコーチが(マウンドに)行くとか内野手が集まるとか、交代も含めていろいろな方法で間は空けられたと思うんですよ。九里がどうすればいいのか、坂倉がどうすればいいのか分からないままゲームが進んでゲームが終わってしまった。もったいなかった」と勝負所でのベンチワークにも疑問を呈した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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