野村弘樹氏が燕・村上の成長を感じた部分は？

○ ヤクルト 13 − 3 巨人 ●
＜13回戦・松山＞

　17日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏が、ヤクルトの村上宗隆について語った。

　村上は1−0の4回無死走者なしから巨人の先発・高橋優貴が投じたストレートを振り抜くと、打球はバックスクリーン左に吸い込まれる本塁打となった。

　野村氏は「その前にインコースのストレートをファウル打ちましたよね。そこでストレートを計れているんですよね。ストレートを投げにいったのが、若干高かった。完璧に捉えましたね」と分析。

　続けて野村氏は「素晴らしいバッティングでした。高いフライではなく、ライナー性ですからね。オリンピックの決勝で打ったときのような打球に似ていますね」と話した。

　村上は7−2の6回二死満塁の第4打席は、桜井俊貴の外角のストレートを逆らわずに2点適時二塁打。この打撃に野村氏は「これが村上の成長ではあると思うんですよね。オリンピックでも8番を打ったというところで、つなぎではないですけど、ここは“コンパクトに振っていく”という。それを決めてブレずに打ち返しましたよね」と村上の成長に目を細めた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）