広島が連敗を「4」でストップ 中5日登板の大瀬良が先制演出&5勝目

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2021年08月19日 21:20  ベースボールキング

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ベースボールキング

広島・大瀬良大地(C)Kyodo News
● 中日 1 − 3 広島 ○
<17回戦・バンテリンドーム>

 広島が競り勝ち、連敗を「4」でストップした。前回登板から中5日で先発した大瀬良大地が7回5安打無失点と好投し、3試合連続完封されていた打線も11安打3得点で援護。14日の阪神戦から続いていたチームの連続無得点記録は「34イニング」でストップした。

 大瀬良は要所を締める投球でゼロを並べ、連打でピンチを招いた4回は右翼・鈴木誠也が前方の飛球をスライディングキャッチし失点を阻止。バックの守りにも助けられながら、我慢のピッチングで援護を待った。

 貧打に悩む打線は、この日も相手先発・大野雄大の前に4回までわずか1安打に抑え込まれゼロ行進が続いていたが、両軍スコアレスの5回二死一塁から9番・大瀬良が自ら右前安打を放ち一・三塁とチャンスメークすると、1番・野間峻祥が左前へ適時打を放ち待望の先制点。7回には9番・大瀬良の犠打で得点圏に走者を進め、野間と長野久義の連続適時打で2点を加点した。

 打席でも存在感を示した大瀬良は、先制直後の6回二死一・二塁のピンチを空振り三振で切り抜け力強く拳を握ると、リードを広げた7回は三者凡退に抑えて球数95球でお役御免。8回のコルニエルが1点こそ失ったが、9回は後半戦初登板の東京オリンピック胴上げ投手・栗林良吏がシャットアウト。大瀬良が自身3連勝で今季5勝目(3敗)、栗林が19セーブ目(0勝1敗)を手にした。

 大野雄との投げ合いを制した大瀬良は、これで後半戦連勝スタート。試合後のインタビューでは「前半戦はすごくチームに迷惑をかけましたし、後半戦はしっかり僕を中心に勝っていけるように、そういう責任を持ってマウンドに上がりたい」と投手キャプテンとしての思いを口にした。

 打線では1番・野間峻祥が2安打2打点と勝負強い打撃で連敗ストップに貢献し、3番・小園海斗も得点にはつながらなかったものの5打数3安打で猛打賞。シーズン途中からスタメンの座を掴んだ選手たちが存在感を示した。



【動画】誠也ガッツポーズ!ピンチを救うファインプレー
🏟バンテリンドーム📡

中日 − 広島(5回表)
広|000 0■=0
中|000 0 =0

🎦 @DAZN_JPN
✅ キャプテンの意地が滲むファインプレー🎏#dragons #carp pic.twitter.com/Q7fB2pJUD4— ベースボールキング⚾🥎 (@BaseballkingJP) August 19, 2021

このニュースに関するつぶやき

  • いくら大瀬良でも大野が相手では厳しいと思っていたけど接戦をモノにできました。盛り返していこう。
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