DeNA・森敬斗は「とんでもない選手になる」高木豊氏が注文つけるも熱烈エール

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2021年08月20日 07:23  ベースボールキング

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DeNA・森敬斗
◆ 豪腕攻略しマルチ安打もミス散見

 DeNAの高卒2年目・森敬斗選手(19)は19日、東京ドームでの阪神戦に「2番・遊撃」で先発出場し、4打数2安打1打点1得点と躍動。チームの連敗ストップに大きく貢献した。

 森は初回無死二塁のチャンスでカウント2−1から相手先発・藤浪晋太郎の159キロを右前へ弾き返し先制タイムリー。2回一死一・二塁の第2打席もカウント0−1から154キロを右前へ。豪腕の速球に力負けすることなくマルチ安打をマークした。

 19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた田尾安志さんは「もう素晴らしいですよ。もうちょっと慣れてきたら長打も出だすんだろうなと、そういう期待を持てる選手。バッティングとともに走塁。走っている格好がカモシカの足のように見えてね、本当に見ていて気持ちいいんですよ。肩も強いしね」と、グラウンドを駆け回る森の姿を絶賛していた。

 ただ、1点リードの8回無死一・二塁の第5打席ではバントを試みるも2球連続で空振りするシーンがあり、守備では4回に二盗のベースカバーで近本光司にタッチした際に落球。9回にも二盗のベースカバーでワンバウンドの送球をグラブに収めることができなかった。

 同番組のMCを務める球団OBの高木豊さんは「森の要求されていることは全部をやらなきゃいけないと思うんですよ。細かいことを言えばバントとか、タッチとか。そういう事をできてこその森の評価なんですよ」とさらなるプレー精度の向上を要求。

 次代を担うスター候補生へ向けて「もっともっと高みを目指して頑張れば、とんでもない選手になりますよ。抜かないこと。細かいことまで丁寧にやってほしい。期待が大きいだけにね。頑張れ森!」と、最後は力強いエールを送っていた。

 森は桐蔭学園高から2019年のドラフト1位でDeNAに入団。昨年10月の巨人戦でプロ初打席・初安打をマークし、今季はオールスター直前に一軍昇格。ここまで8試合に出場して打率.323の好成績をマークしている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』


【動画】森敬斗の先制打に“カモシカ生還”&強肩送球も…阪神戦ハイライト
2021.8.19
試合ハイライト【DeNA vs 阪神】#baystars pic.twitter.com/UaGq5SSJ8B— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) August 19, 2021

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