オーストラリア出身の女優ニコール・キッドマンが、母国の人気ファッション誌にて表紙を飾った。年齢を重ねるごとに増していく美しさはさることながら、「人生最大の後悔」について明かしたニコールのインタビューが話題を集めている。
俳優トム・クルーズの元妻であり、実力派女優として年々活躍の場を広げているニコール・キッドマン。プライベートでは2006年に再婚したオーストラリア人のカントリー歌手キース・アーバンと今年6月に結婚15周年を迎えた。アニバーサリー当日には、自身の首にキースが舌を這わせたツーショット写真をInstagramで公開し、その衝撃的なビジュアルが注目を集めたばかりだ。
15年間連れ添うニコールとキースは2005年1月、エンターテインメント業界に貢献するオーストラリア人を称えるハリウッドイベントで出会った。ニコールは昨年『WSJ Magazine』のインタビューで「ほぼ一目惚れだった」ことを明かしていたが、このほど創刊25周年を迎えたオーストラリア版『Marie Claire』のインタビューでは、キースとの出会いを「完全なるミラクルだった」と振り返っている。
ともに1967年生まれでオーストラリア国籍という共通点を持ちつつも異なる世界に身を置き、全く別々の都市で暮らしていたニコールとキース。そんな2人がめぐり逢い、やがて2人の娘サンデー・ローズちゃん(13)、フェイス・マーガレットちゃん(10)をもうけたわけだが、ニコールはインタビュー中で
「どうやったらこんな奇跡が起こるっていうの?」
「私達はこうなる運命だったのね。」
と自身の身に起こった不思議な巡り合わせを語っている。
インタビューでは、オーストラリア版『Marie Claire』創刊25周年にちなんで“この四半世紀における最大の後悔”を尋ねられたニコール。それに対しては
「もっとたくさん子供を持てたらよかったわね。でも私にはその機会が与えられなかったわ。」
と回答し、密かな子沢山願望を明かしている。ニコールはトム・クルーズと婚姻中に2人の養子イザベラさん、コナーさんを迎え入れ、その後キースとの長女サンデー・ローズちゃんを41歳で出産した。次女フェイス・マーガレットちゃんは代理出産で、その後は妊娠・出産の選択を諦めざるを得なかったため、
「子供が10人いたら素敵だったでしょうね。」
と本音をもらした。しかし現在は12人の子供達のゴッドマザーであり、6人の甥や姪に囲まれた子沢山状態のため、
「でもいいの、だって今は他の子供達の母親役ができているから。」
「母親であることが好きだし、私は子供が大好きなのよ。」
とあふれる母性をのぞかせている。
このたびの『Marie Claire』では表紙を飾ったニコール。若い頃と変わらないスレンダーな美貌は多くの称賛を集めたが、中でも普段とは異なるエッジの効いたヘアスタイルには、セレブ友達のナオミ・ワッツ、シンディ・クロフォード、ケリー・ワシントンらから
「前髪が似合ってる」
「ヘアスタイルが素敵!」
とコメントが寄せられていた。
画像は『Nicole Kidman 2021年8月20日付Instagram「Celebrating 25 years of @MarieClaireAU」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)