タレント業、俳人、コメンテーターなど多彩な活躍を見せている梅沢富美男は現在70歳になるが、父親が創設した剣劇一座「梅沢劇団」を受け継ぎ、「梅沢富美男劇団」の座長として現在も精力的な活動を続けている大衆演劇のスターである。今月5日からは女優・泉ピン子とともに特別公演を行っており、自身のInstagramでは舞台での姿を披露。年齢を感じさせない美しい女形姿に、ファンだけでなく本人も「あざとかわいい」と太鼓判を押している。
『プレバト!!』(MBS・TBS系)での夏井いつき先生とのやりとりやワイドショーでの辛辣なコメント、 “レモン沢富美男”に扮したコミカルなCMとさまざまな一面を披露し幅広い年代から支持を集めている梅沢富美男。しかし本業は大衆演劇の座長であり演劇界のスターで、特に20代で始めた女形は彼の代名詞となっている。
もちろん現在もその美しさは健在だ。24日に更新したInstagramでは今の舞台で演じている女形姿を投稿しているが、70代の男性とは思えない妖艶な姿が披露されている。「71歳のあざとかわいいでございます」(原文ママ)と自身を紹介した梅沢、普段メディアで見かける梅沢からは全く想像できないその姿に、フォロワーからは「お見事でございます」「本当に昔から全然変わらない美しさ」と感嘆の声が寄せられていた。
漫画家・石ノ森章太郎のリクエストがきっかけで女形に転身して40年以上。芸者の所作を勉強するために銭湯帰りの芸者たちを尾行し交番に連行されたこともあるほど、熱心に研究を重ねてきたという。そのため長年の経験から得た所作には自信があり、かつて出演したトーク番組では椅子での座り方や会話の際の姿勢を伝授する一幕もあった。
この日の投稿でも「メイクだけじゃなく、所作でかわいいは作れます!」と断言した梅沢。最近はさまざまなメイク術が拡散され注目を集めているが、長年女形として活躍してきた梅沢から所作を学ぶのも随分勉強になりそうだ。
画像2枚目は『梅沢 富美男[公式] 2021年8月24日付Instagram「71歳のあざとかわいいでございます。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)