日本ハム・伊藤、7回2失点の粘投　早川との”ドラ1対決”制しパ3位タイ9勝目！

○ 日本ハム 4 − 2 楽天 ●
＜19回戦・札幌ドーム＞

　日本ハムが楽天との接戦に勝利。先発したドラフト1位の伊藤大海投手（24）が、7回7安打2失点の力投で9勝目（5敗）を挙げた。

　楽天先発・早川とはプロ入り後初の投げ合い。ドラフト1位対決が注目を集めた。伊藤は序盤から走者を背負い続ける苦しい投球。それでも、4回まで粘り強くゼロを並べ、2回は中堅・淺間が華麗なダイビングキャッチを披露するなどバックも盛り立てた。2点を先制してもらった直後の5回、2番・小深田に中前2点適時打を許し同点に追いつかれるも、再び2点を勝ち越してもらった直後の6回は3人でピシャリ。7回は一死二、三塁のピンチを無失点で切り抜けリードを守った。

　伊藤は7回107球、7安打2失点、5奪三振3四球の内容でリーグ3位タイとなる9勝目。打線は4番・近藤が、4回の先制の適時二塁打に続き5回は勝ち越しの2点適時打と、2安打3打点の活躍で力投するドラ1右腕を援護した。

　楽天の早川は3回までノーヒット投球も、4回と5回にそれぞれ2失点。5回5安打4失点で敗戦投手となり、自身3連敗で今季5敗目（7勝）を喫した。