ヤクルトが神宮凱旋で快勝!投打のバランス上々で「ひょっとするぞ」

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2021年09月12日 07:34  ベースボールキング

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ベースボールキング

ヤクルト・星知弥
◆ 懸念材料だった投手陣の奮闘が光る

 ヤクルトが2カ月ぶりの神宮球場でDeNA相手に9−2と快勝。神宮凱旋を白星で飾り、首位阪神とは3ゲーム差、3位巨人とは1ゲーム差とした。

 初回、DeNAの先発・京山将弥の立ち上がりを攻め、村上宗隆とオスナ、そしてサンタナの適時打で4点を先制。3回にもサンタナがソロで加点すると、もうひとりの助っ人も黙っていない。さらに2点を加えて迎えた8回裏に、今度はオスナが左翼スタンドへ2ランを放ち、試合を決定づけた。

 投げては、先発のサイスニードが試合を作り、6回途中2失点で3勝目をゲット。その後を、星知弥、今野龍太、田口麗斗、大西広樹が無失点つなぎ、大勝した。

 
 11日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた江本孟紀さんは、まず打線に注目。「外国人ふたりがあの打順、あの位置からホームランが出始めると、相手にとっては嫌」と語り、同日の放送に出演した解説者の谷繁元信さんも「ふたりとも状態を落としていたが上がってきたし、打線に破壊力がある」とコメント。ともに2安打3打点と活躍した5番・オスナと、7番・サンタナの復調に太鼓判を押した。

 また、9月のチーム防御率(リリーフ)が「1.64」を誇る鉄壁のリリーフ陣についても言及。谷繁さんは「不安視されていた中継ぎ陣ですが、今年はリーグ全体でも中継ぎ陣の防御率が2位。特に若い今野とか大西とか大下とかが自信を持って投げられている」と、若手の台頭を評価。この日、中継ぎとしてマウンドに上がった田口については「巨人時代にも中継ぎの経験がある」と語り、今後の活躍に期待を寄せた。

 これで首位の阪神までは3ゲーム差、3位の巨人とは1ゲームとなったが、依然として油断のできない状況は続いていく。来週には、阪神戦(9月14〜15日)、巨人戦(9月17〜18日)と直接対決が続くが、江本さんは「これはヤクルトがひょっとするぞというカード。連勝していったら大変なことになる」とコメントし、近年稀に見る混戦模様のセ・リーグ優勝争いに目を光らせた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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