楽天・早川が3カ月ぶり白星で8勝目 高木豊氏は左腕の“変化”を指摘

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2021年09月15日 06:50  ベースボールキング

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楽天・早川 (C)Kyodo News
◆「良い時の感じが戻ってきている」

 新人王候補でもある若きサウスポーの投げ合いとなった一戦は楽天が4−1で勝利。ドラフト1位ルーキーの早川隆久投手(23)が、オリックスの高卒2年目左腕の宮城大弥投手(20)に投げ勝ち、自身3カ月ぶりの白星となる今季8勝目(5敗)を手にした。

 自身3連敗中だった早川は、3回までパーフェクトに抑える上々の立ち上がり。4回以降は要所を締める投球で後半戦最長となる7回2/3を5安打1失点に抑え、6月6日・広島戦(マツダスタジアム)以来3カ月ぶりの白星を掴んだ。

 14日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊さんは「腕の振りが変わりましたよね。涼しくなって疲れが抜けてきたのかな」と疲労回復を経てフォームにも躍動感が戻ってきた点を指摘。

 また、「このピッチャーは変化球が高めに浮かなければある程度のピッチングはしてくれますよね。腕の振りも良い時の感じが戻ってきている。次また期待じゃないですか」と次回登板への期待も口にした。

 同じく解説を務めた片岡篤史さんも「本当に3カ月というとかなり長かったと思うんですよね。各チーム2回目3回目の対戦になって、ある程度傾向とデータを駆使して攻略してきたと思う。この勝ちで流れを変えてほしいですね」と、シーズン最終盤でのさらなる白星獲得にも期待した。
 
 早川はここまで18試合に登板して8勝5敗、防御率3.63の成績。長いトンネルを抜けた左腕にとっては、ルーキーイヤーでの2ケタ勝利も手の届くところまで見えてきた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』


【動画】次世代エース対決制した!早川の投球ダイジェスト

このニュースに関するつぶやき

  • 昨夜は、早川投手の本来のピッチングができていて、復調を感じました。浅村選手も、ロッテ戦でハーマン投手から、特大ホームランを打って、宮城投手からもホームランで復調して来たね
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