オリックス・宮城は3試合白星なし 解説者が語る勝てない“要因”とは?

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2021年09月15日 07:20  ベースボールキング

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オリックス・宮城 (C)Kyodo News
◆ ローテーション?それとも疲労?

 新人王候補でもある若きサウスポーの投げ合いとなった一戦は、ドラフト1位ルーキーの早川隆久投手(23)が先発した楽天に軍配。オリックスは高卒2年目左腕の宮城大弥投手(20)が6回と中3失点で降板し、今季2敗目(11勝)を喫した。

 宮城は初回、3番・浅村栄斗に先制ソロ被弾。5回は二死から楽天打線に捕まり、押し出し四球を含め2点を失った。5回0/3(84球)を投げ6安打3失点、5三振3四球の内容で、6月2日の阪神戦(甲子園)以来の黒星となる今季2敗目(11勝)。対パ・リーグ球団の登板試合では今季初黒星となった。

 14日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊さんは「審判との相性もあるんでしょうけど、ローテーションを変えてからちょっとおかしくなりましたよね。山本の次に宮城と組んでいたところを、山本と離しましたよね。ローテーションをずらしたことで、ちょっとリズムが変わっちゃったかな」と指摘。後半戦2度目の登板から2週連続で『金曜日・山本→土曜日・宮城』となっていたローテの再編が、宮城の投球内容に影響を与えた可能性に言及した。

 一方、同じく解説を務めた片岡篤史さんは「打者としては『右のあとの左』とか『アンダースローの後の…』とかありますけど、(宮城は)これでようやくパ・リーグに負けたわけじゃないですか。そう考えるとここまで良かっただけにね、宮城投手の方が実質2年目で、ちょっと後半戦から疲れが出てきて、本来の腕の振りとかボールのキレが前半戦に比べて少しは無くなってきてると思うんですね」と、こちらは長いシーズンを経て蓄積した疲労がパフォーマンス低下を招いていると指摘した。

 「これからは怪我に気をつけてほしいなと思いますね」と片岡さん。チームは上位争い真っ只中にあるだけに、今後はコンディション管理も含めた投手運営にも細心の注意が求められそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』


【動画】次世代エースの投げ合い!楽天vs.オリックスのハイライト

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