MotoGP第14戦サンマリノGP:バニャイアがポール・トゥ・ウインで2連勝。クアルタラロは0.364秒差の2位

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2021年09月19日 22:21  AUTOSPORT web

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写真2021年MotoGP第14戦サンマリノGP フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を飾る
2021年MotoGP第14戦サンマリノGP フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を飾る
 MotoGP第14戦サンマリノGPの決勝レースがイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、MotoGPクラスはフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がポール・トゥ・ウインで2連勝を飾った。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は10位でフィニッシュした。

 雨が懸念された決勝レースだったが、ドライコンディションでスタートを迎えた。このサンマリノGPにはF1ドライバーの角田裕毅が訪れており、グリッドでMotoGPライダーに激励を贈る姿があった。

 迎えた決勝レースで好スタートを切ったのはポールポジションスタートのフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、2番手にはファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がつけていたが、そのクアルタラロをジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)が早々に交わし、2番手を奪還する。3番手に後退したクアルタラロの後方には、7番グリッドスタートのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が浮上。しかし、その背にはホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)が迫る。マルティンは2周目の1コーナーでマルク・マルケスをオーバーテイク。4番手に浮上した。

 トップを走るバニャイアは2周目にして2番手のミラーに対し1秒以上のアドバンテージを築く。その後方ではクアルタラロとマルティンによる3番手争いが激化。二人は何度もポジションを入れ替える、し烈な争いを展開した。しかし、3周目の14周目にマルティンが転倒し、リタイアとなった。

 トップのバニャイア、2番手のミラー、3番手のクアルタラロとのギャップはそれぞれ1秒ほど。クアルタラロと4番手との差は3秒以上に開いており、トップ3はそれぞれ単独走行になりつつあった。

 その後方では激しい4番手争いが繰り広げられる。アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)が一時は4番手に浮上するも、マルク・マルケスがパス。そのマルク・マルケスに、12番グリッドからスタートしたエネア・バスティアニーニ(アビンティア・エスポンソラーマ)が迫っていた。ルーキーのバスティアニーニは7周目にマルク・マルケスを交わし、4番手に浮上。マルク・マルケスが5番手にポジションを落とした。

 10周目、トップを走るバニャイアは2番手のミラーの約3秒前方を走っており、独走態勢を築いていた。一方、ミラーとクアルタラロとの差が縮まっていき、0.3秒を切るまでになった。14周目、クアルタラロが6コーナーでミラーをオーバーテイク。クアルタラロが2番手に浮上した。

 4番手争いでは9番グリッドからスタートしたアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)が14周目にマルク・マルケスを交わして5番手にポジションアップする。リンスはさらに、4番手のバスティアニーニを追いかけた。しかし4番手を走るバスティアニーニは、17周目にファステストラップを叩き出し、リンスの追随を許さない。さらにリンスは残り10周で転倒を喫し、ここでリタイアとなった。

 バスティアニーニはさらにファステストラップ・レコードを更新するタイムを立て続けに記録して、3番手のミラーを猛追。残り9周でついにその差は0.2秒を切る。素晴らしいペースを刻み続けるバスティアニーニは残り9周の13コーナーでミラーをとらえた。ミラーは抵抗できずにバスティアニーニにオーバーテイクを許す。ルーキー、バスティアニーニが3番手を奪取し、表彰台圏内に躍り出た。

 残り5周で2番手のクアルタラロはトップのバニャイアとの差を1秒ほどにまで詰めていた。残り4周にはその差は0.5秒になる。バニャイアのペースは終盤に入って落ち始めていたのだ。チャンピオンシップでランキングトップのクアルタラロと、ランキング2番手のバニャイア。タイトルを争う二人のライダーがコース上で激突する形となった。

 最終ラップに入ったとき、二人の差は約0.2秒。バニャイアに迫るクアルタラロ、トップを守るバニャイア。そしてバニャイアが最終コーナーを先頭のまま立ち上がった。

 バニャイアは終盤のクアルタラロの猛追を振り切り、2連勝を挙げた。クアルタラロは惜しくもバニャイアに届かなかったが、2位。優勝は逃したものの、2位になったことでポイントのダメージを最小限にとどめた。3位は最高峰クラスのルーキーであるバスティアニーニ。最高峰クラスで初の表彰台獲得となった。

 終盤にマルク・マルケス、ミラー、ミルによって激しく争われた4位にはマルク・マルケスが入り、5位はミラー。6位はミルだった。この結果、チャンピオンシップではクアルタラロがランキングトップを維持したが、2番手のバニャイアとは5ポイント縮まり48ポイントとなった。ランキング3番手のミルはクアルタラロと67ポイント差となっている。

 中上は13番グリッドからスタートし、10位フィニッシュ。アプリリアでの2戦目となったマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)は13位、最後のサンマリノGPとなったバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は17位。MotoGP復帰戦だったアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ペトロナス・ヤマハSRT)は21位だった。

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  • アレイシは安定の8位だけどマーベリックもいい順位でフィニッシュしてる
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