「ご飯論法」継承?脱却?=自民新総裁、問われる資質―上西充子教授

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2021年09月20日 21:00  時事通信社

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写真法政大教授の上西充子さん(本人提供)
法政大教授の上西充子さん(本人提供)
 菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選が始まった。質問とかみ合わない答弁や原稿の棒読みが目立ち、内閣支持率低迷の末に退陣表明に追い込まれた菅首相だが、後任となる新総裁にはどんな資質が求められるのか。国会論戦の分析に取り組んできた法政大教授の上西充子さんに、注目のポイントを聞いた。

 上西さんは、閣僚や官僚が意図的に論点をすり替えたり、はぐらかしたりする「ご飯論法」を最初に指摘したことで知られる。菅首相の答弁については、何を聞かれても用意した回答だけを返す様子を童謡の歌詞になぞらえ、「相手の手紙を読まずに食べる『やぎさん答弁』だった」と批判。「受け答えがいつも一方通行で、国会答弁や記者会見を政府の見解を伝える場としか考えていなかった」と振り返る。

 官房長官時代は原稿を読み上げて失言を避けるスタイルが「鉄壁」と評された菅首相だが、コロナ禍で不安が広がる中、疑問に正面から答えようとしない姿は国民軽視と映った。上西さんは「適切な判断力を持ち、聞くべき人の意見をきちんと聞いて、国民の疑問に誠実に答える姿勢が新総裁には求められる」と指摘。質問をはぐらかさず自分の言葉で答えようとする人物かどうか、総裁選の論戦を通じて見極めるべきだと訴える。

 各候補者は「寛容で丁寧な政治」「美しく、強く、成長する日本」といったスローガンを掲げるが、上西さんは「これから何をやるかより、これまでの言動や実績はどうだったかきちんと検証することが重要だ」と強調。「選択的夫婦別姓や同性婚などに前向きな発言を始めた候補もいるが、どう取り組んできたか確かめる必要がある」と述べ、「『議員や党員以外は投票できないから関係ない』と思わず、しっかりと見ていかなくてはならない」と力を込めた。 

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  • 同性愛者の同性婚。法的に認めるのはもう50年後にして欲しい。やっぱり生き物として、違います。個人的嗜好は身勝手で良いと思いますが。
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  • 【河野太郎 大炎上】日本端子中国法人(父)洋平のあの時代!テレビが絶対言わない話https://www.youtube.com/watch?v=tIxsFRfvz2c
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