レディング「たとえリスクを冒してでも勝ちたいと思った」/SBK第9戦カタルーニャ

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2021年09月21日 10:21  AUTOSPORT web

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2021年SBK第9戦カタルーニャ スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati)
9月18日〜19日、2021年スーパーバイク世界選手権(SBK)第9戦カタルーニャがスペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで開催された。レースでトップ3に入ったライダーたちが週末を振り返った。

■2021年SBK第9戦カタルーニャ レース1
・Aruba.it Racing – Ducati
スコット・レディング(レース1:優勝)

「最初の数周は本当に難しかった。しかし、レース中盤から自信を持って走ることができた。正直に言えば、表彰台争いのグループに近づいたときに、目の前にドゥカティが2台いたので、“たとえリスクを冒してでも勝ちたい”と思った。チームに勝利をプレゼントすることができて本当に嬉しい。残りのシーズンも、1つ1つのレースに集中すれば、自ずと結果はついてくるだろう」

・Motocorsa Racing
アクセル・バッサーニ(レース1:2位)

「すごく満足している。言葉はあまりないけど、嬉しいです!最終ラップは涙が出てきて、感動的なラップだった。フィニッシュラインを越えた後、僕はそれを楽しみ始めた。いまはスーパーマンのように感じるよ!」

「最後の5、6周はリヤグリップがなかったので、とても長いレースで、トラックに留まるのは非常に困難だった。しかし僕とチーム、そして僕の家族にとって重要な結果だったので、フィニッシュラインに到達することに本当に集中した」

・Aruba.it Racing – Ducati
マイケル・ルーベン・リナルディ(レース1:3位)

「ドライコンディションでのレースペースがとても良かったので、雨が降って本当にがっかりした。しかし、集中力を維持して、プッシュすることだけを考えて走った。最後の2周では(アクセル・)バッサーニを攻略しようとしたが、スリップストリームからの水が原因で、オーバーテイクすることができなかった。いずれにしても、今日のレースには満足している。明日はドライコンディションになって、再び良い結果を出せることを期待している」

■2021年SBK第9戦カタルーニャ レース2
・Aruba.it Racing – Ducati
マイケル・ルーベン・リナルディ(スーパーポールレース:5位/レース2:優勝)

「厳しいレースが続いていたので、この結果には本当に満足している。昨日はレースペースが良かったので、ドライコンディションでレースをしたいと言ったが、そのとおりになり、レースでもマシンのフィーリングの良さを確認することができた。困難な時期でも常にハードワークを続けてくれた、チームに感謝したい。ペッコ(フランセスコ・バニャイア/MotoGP)がミサノで素晴らしい勝利を収めたので、喜びが倍増した」

・Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK
トプラク・ラズガットリオグル(スーパーポールレース:2位/レース2:2位)

「2レースとも2位だった。スーパーポールレースは不運で、前を走っていたところでレッドフラッグが振られてしまった。再スタートはわずか5周しかなく、あと1周あったら(ジョナサン・)レイをパスできたはずだけど、残念ながら届かなかった。でもこのことは気にしていない。それよりも誰も深刻な怪我をしていないことを願っている」

「レース2は気温が上がり、グリップレベルが落ちて難しい展開になった。3〜4周でフロントタイヤの右側がスライドし始め、コーナー進入がうまくできなくなった。また(マイケル・ルーベン・)リナルディをパスしたあとはリヤグリップも急激に落ち込んでしまい、後続の追撃もあったため2位争いに集中することになった。昨日の電子制御システムの不具合を含め、今回はいろいろなことがあった。それでもチームとともに、すべてのレース、すべてのフリープラクティスで着実に進化することができたと思う。チームには本当に感謝している」

「レースのたびにチャンピオンシップ・ポイントの状況が変化しているけど、今日はチームのみんなから、“1ポイント、リードしたよ”と言ってもらえてうれしかった。毎回、勝利だけに集中している。次のヘレスも同様だ」

・Aruba.it Racing – Ducati
スコット・レディング(スーパーポールレース:15位/レース2:3位)

「昨年は、このサーキットで非常に多くの問題を抱えていたので、今回の結果には満足している。残念ながら、スーパーポールレースの2回目のスタートで、クラッシュを避けるためにポジションを大きく落としてしまい、それが原因でレース2が非常に難しい展開になってしまった。いずれにしても、(アルバロ・)バウティスタのオーバーテイクに手こずって、トップグループとのギャップが開いてしまったが、とにかくペースを上げて走ることに集中した。全体的には満足できる週末だった。へレスでも再び良い結果を出したい」

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