オリックス・中嶋監督「正直、心折れかけた」主砲離脱のショック吹き飛ばし7連勝

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2021年10月03日 18:42  ベースボールキング

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オリックス・竹安大知投手〈写真=北野正樹〉
◆ 竹安快投「勝ちにつなげる投球を意識した」

 オリックスがロッテとの首位攻防戦に続き、ソフトバンクをホームに迎えたカードでも3連勝。引き分けを挟んだ連勝を「7」に伸ばし、貯金を今季最多の「14」とした。

 中4日で先発したソフトバンクの千賀を相手に、オリックスは2回、先頭の4番・杉本裕太郎が「正尚がケガして、ヘッド(水本勝己ヘッドコーチ)が元気無さそうだったので、これで大丈夫だと思います!」と、チームを勇気づける29号ソロを放ち先制。4回に安達了一の適時打、5回に宗佑磨の内野ゴロの間に追加点を挙げ、5回までに3点を奪った。

 先発の竹安大知は巧みな制球でソフトバンク打線を翻弄。初回に2番・今宮健太へ四球を与え、4回一死から3番・栗原陵矢に三塁打を打たれるも、出塁を許したのはその2人だけで、6回を76球、被安打1、奪三振4、無失点の好投で、今季の先発初勝利を掴んだ。

 降板後の談話で野手陣への感謝のコメントを残していた竹安は試合後、「長いイニングを投げることと、勝ちにつなげるピッチングを意識した」と安堵の表情で振り返り、決勝弾を放った杉本は「(吉田)正尚が打ったような打球だったので、乗り移ったのかもしれない」と離脱した主砲の名前も出してコメント。「僕たちもショックだったんですけど、本人が一番ショックだと思うので、みなさん元気を出してください」とファンに呼びかけた。


◆ 吉田正の想い背負い“全員で勝つ”

 中嶋聡監督は好投した竹安について、「ここにきて、やっと自分で自分の思ったところに、高さやコースをしっかり投げられるようになってるんだなと。いちばん良い状態ではある思う。自分の気持ちとボールがリンクしてるいい投球だった。少し浮いて来たかなとも思ったけど6回いってもらった。ホントになかなか出来ることじゃないので、凄く集中力を持った良いピッチングだった」と評価。

 “難敵”千賀を相手に先制点を叩き出した杉本の一発については「非常にストレートが速くあのフォークなんで。なかなか連打はないけど、先取点を何とか取りたいと思っていたので、杉本のホームランは非常に勇気をもらえた1点だった」と振り返った。

 この日はベンチに入った選手や首脳陣が、右手首の骨折で離脱した吉田正尚をはじめ、今シーズンで引退する西浦颯大、帰国中のジョーンズ、怪我で離脱している大城滉二らの背番号をキャップへ書き込んでいる姿も見られた。

 指揮官は吉田正の負傷離脱について「ホントに痛い怪我ですし、正直、心折れかけたんですけど、いるメンバーでやるしかないというのは前から言ってるとおり」と語り、「その中で今の点の取り方というか、どうしたら点が取れるかというのが大事になってくる(遊撃ゴロで得点につなげた)宗は非常にいいバッティングだった。どんな形でも点を取るという気持ちが見えた試合だった」と、吉田正の不在をカバーしようとする打撃陣を称えた。

 また、再び主砲を欠いた戦いを強いられることになったが、「一番悔しいのは正尚だと思うし、早く帰って来て試合に出たい、優勝したいと一番思ってた選手が、こういう形で離脱して一番悔しい思いをしてると思うので、何とかいい形を見せたい」と話した。

 この1週間は6戦6勝だったオリックス。優勝するまでは負けられない日々が続く。


取材・文=どら増田

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