澤村拓一、シーズン最終戦で大仕事 55登板で防御率3.06、PS進出に貢献

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2021年10月04日 08:54  ベースボールキング

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2番手で1回2/3無失点の好リリーフを見せたレッドソックスの澤村
● ナショナルズ 5 − 7 レッドソックス ○
<現地時間10月3日 ナショナルズ・パーク>

 レッドソックスの澤村拓一投手(33)が3日(日本時間4日)、今季最終戦となった敵地でのナショナルズ戦に救援登板。序盤のピンチで見事な火消しを見せ、チームのポストシーズン(PS)進出大きく貢献した。

 レッドソックスは先発左腕のセールが不安定な投球。3回途中までに3四球を与えるなど2点を失い、なおも一死満塁のピンチでマウンドを降りた。火消し役を託されたのが2番手の澤村。前回登板が2回1/3のロングリリーフだったこともあり、これが8試合ぶりの登板となった。

 痛打されるとワンサイドゲームに持ち込まれる窮地だったが、一死満塁で6番・マーサーを遊ゴロ併殺斬り。続投した4回は一死から二塁打を許したが、後続を落ち着いて退け1回2/3で計15球、1安打無失点1奪三振の好救援を見せた。

 レッドソックスはその後、1−5と4点ビハインドを背負ったが、4番・ディバースが勝ち越し2ランを放つなど打線が奮起。鮮やかな逆転勝ちで今季92勝70敗とし、同じく最終戦でポストシーズン進出を決めたヤンキースとのシーズン直接対決の結果により、ワイルドカード1位で3年ぶりのポストシーズン進出を決めた。

 澤村はメジャー1年目の今季、55試合に救援登板し、5勝1敗、防御率3.06をマーク。後半戦はコロナ陽性で負傷リスト入りするなど離脱する時期もあったが、要所で見事な火消しを連発するなど名門球団のブルペンを支えた。

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  • 巨人時代よりずっと好い顔になったぞ。
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