西武・松本がプロ初完投初完封でキャリアハイ8勝目!「自信にして次の試合も」

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2021年10月07日 22:34  ベースボールキング

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西武・松本航投手
◆ 6月28日以来10戦ぶりの白星

 西武の松本航がプロ3年目にして初完投を初完封で飾り、6月28日以来10試合ぶりの白星を手にした。

 松本は初回、二死一塁から柳田悠岐に右翼線への二塁打を許して二死二、三塁のピンチを背負ったが、5番・デスパイネを中飛に仕留めてピンチを切り抜けると、打線の援護もあり尻上がりに調子を上げ、2回以降は7回一死まで無安打ピッチングを披露した。

 一方の打線は2回裏、四球絡みで一死満塁の好機を作ると、二死後に源田壮亮の適時打で先制。続く3回には二死から中村剛也が中安打で出塁し、そこからの3連続四球で2点目を加えた。4回は川越誠司と源田の連打と犠打で一死二、三塁とし、森友哉の犠飛と中村の二塁打でリードを広げ、松本を援護する。

 松本はテンポの良い投球を披露し続けていたが、7回一死後からデスパイネの飛球を中堅手・岸潤一郎がグラブに当てながらもこぼし、一死三塁のピンチ。しかし、迎えたリチャードを空振り三振に仕留めると、松田宣浩には際どいボールを見極められて四球を与えたが、代打で登場した柳町達を二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。

 その裏、西武は呉念庭の10号ソロなどで3点を奪って7−0とし試合の大勢を決めると、松本が最終回のアウトを全て三振で奪って試合終了。立ち上がりは不安定だったものの、「今日は粘れたことが一番良かった」と振り返った松本が9回を135球、2安打、10奪三振のピッチングを見せ、6月28日以降足踏みが続いていたキャリアハイの8勝目を手にした。

 お立ち台に上った松本は「後半戦始まってから勝てていなかったので、勝ちがついてホッとしています」と安堵の表情を見せると、目を潤ませながら「初完投初完封なので非常に嬉しい」と笑顔を見せ、「(この勝利を)自信にして次の試合もしっかり投げたいと思います」と、残りわずかとなった登板機会に意欲を見せた。


【動画】超力投の松本航がプロ初完封!

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  • ここんとこずっと勝ててなくて不安だったけど現地で目の前で見られて本当に嬉しかった!頑張れぱっつん!
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