ドジャース第2戦制し1勝1敗のタイ ウリアス粘投&V打で”20勝投手”の真髄示す

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2021年10月10日 13:40  ベースボールキング

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2回に先制の右前適時打を放つドジャースの9番・ウリアス
【ナ・リーグ地区シリーズ第2戦】
● ジャイアンツ 2 − 9 ドジャース ○
<現地時間10月9日 オラクル・パーク>

 ジャイアンツ(西地区優勝)対ドジャース(西地区2位/ワイルドカード)の地区シリーズ第2戦が9日(日本時間10日)に行われ、敵地で快勝したドジャースが、今シリーズの対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。

 ドジャースはレギュラーシーズンで両リーグ最多の20勝(3敗)を挙げた先発左腕のウリアスが投打で活躍。本職のピッチングでは無死一、二塁だった2回のピンチを最少失点で凌ぐなど、5回72球、3安打1失点5奪三振の好投でしっかりと役割を果たした。

 シーズン打率.203をマークした打撃でも魅せた。0−0で迎えた2回、二死一、二塁の好機でジャイアンツ先発・ガウスマンと対戦。高めに浮いたスプリットを捉えると、打球はライナーで右前へ達する先制適時打となった。ドジャースは前日の第1戦で完封負けを喫しており、ウリアスの先制打が今シリーズの初得点。1番・ベッツも左前適時打で続き試合の主導権をつかんだ。

 ドジャースは1点リードの6回、7番・ベリンジャー、8番・ポラックの連続2点適時二塁打で一気に4点を追加。8回も5番・スミスが左越えソロなどでダメ押しとなる3点を加えた。リリーフ陣はジャイアンツ打線の反撃を1点に抑え、先発のウリアスはポストシーズン自身5連勝。投げるだけではなく自らを援護する非凡な打撃センスも披露し、改めて“勝てる投手”としての真髄を見せつけた。

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