ヤマハのファビオ・クアルタラロが初のMotoGPチャンピオン獲得/第16戦エミリア・ロマーニャGP

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2021年10月24日 21:50  AUTOSPORT web

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チャンピオンに輝いたファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2021MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP
10月24日、2021年MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP MotoGPクラスの決勝がイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が4位に入り、自身初のチャンピオンに輝いた。

 クアルタラロは、フランス出身で1999年生まれの22歳だ。4歳からバイクに乗り始めると、スペインに活動の拠点を移して、数々のタイトルを獲得した。

 そして、2015年からロードレース世界選手権のデビューを果たし、Moto3クラスに参戦。初年度に2度の2位表彰台を獲得したが、2年目は表彰台を獲得できず中量級クラスに昇格した。

 2017年から2018年に過ごしたMoto2クラスでは2年目に初優勝を含む2度の表彰台を経験すると、2019年からはヤマハのサテライトチームであるペトロナス・ヤマハSRTと契約を結び、最高峰クラスにステップアップを果たした。そのMotoGPクラスでは、2019年に7度表彰台に上ると、2020年は3勝をマーク。そして、2021年はヤマハのファクトリーチームであるモンスターエナジー・ヤマハMotoGPに昇格した。

 今季は、第15戦アメリカズGP終了時点で5度のポールポジション、5勝を含む10度の表彰台を獲得して254ポイントでライダーズチャンピオンシップのトップに立っている。

 そして、第16戦エミリア・ロマーニャGPでライバルのフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップ走行中に転倒リタイアを喫し、クアルタラロは4位となり、ランキング2位以下に50ポイント以上の差を広げたことから2021年のMotoGPチャンピオンに輝いた。

 クアルタラロがタイトルを獲得するのは、全3クラスを通じて初となる。また、チャンピオンシップ史上初のフランス人ライダー王者となった。そして、ヤマハのライダーがチャンピオンになるのは2015年のホルヘ・ロレンソ以来だ。

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  • ロッシに引退をつきつけビニャーレスを離脱に追い込んだほどの逸材。今季で撤退のペトロナスSRTは選手観る目と育成力があった。おめでとう!
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