中上貴晶「あまり良い日ではなかったが、次戦もプッシュし続ける」/MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP決勝

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2021年10月25日 10:51  AUTOSPORT web

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2021年MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
10月24日、2021年MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP MotoGPクラスの決勝がイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は15位に終わった。

 今大会は金曜日、土曜日ともに雨の多い不安定な天候に見舞われ、各選手ともウエットコンディションの対応に苦しんだ。日曜日の決勝レースは一転、青空が広がって気温は18度、路面温度は23度というコンディションで実施。予選17番手に終わった中上はウォームアップ走行で今季5回目のトップタイム1分32秒879をマークし、レースでの追い上げを期していた。

 レースのスタート後、オープニングラップで15番手に浮上した中上は、ヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)、イケル・レクオーナ(テック3KTMファクトリー・レーシング)、チームメイトのアレックス・マルケスらと11番手を争う集団を形成する。しかし、リヤのフィーリングに苦しんでいたことも影響して9周目の15コーナーで転倒。再スタートを切ったものの、最後尾まで順位を落としてしまった。

 転倒前には1分32秒台の好タイムをマークしていた中上だが、転倒後は1分34秒台までペースが落ちる苦しい走りに。それでも最後は15位まで順位を挽回してのフィニッシュとなり、貴重な1ポイントを獲得した。
 
 2021シーズンのMotoGPも2戦を残すのみ。次戦は11月3日〜7日にポルトガルのアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベにて第17戦アルガルベGPが開催される。

■LCRホンダ・イデミツ
■中上貴晶(決勝:15位)
「残念ながらレース前にリヤのフィーリングに少し問題があり、難しいレースになると思いました。スタートはよかったのですが、先ほど話したようにリヤのフィーリングが悪く、何が起きたのかわかりませんでした。これから原因を調べますが、原因がわかることを願っています」

「今日は転倒の後、レースに復帰して1ポイント獲得できました。あまり良い日ではありませんでしたが、次のレースを楽しみたいと思います。そしてプッシュし続けたいと思います」

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