＜非常識な人＞【前編】旦那が相手に聞こえるように文句を言うのが恥ずかしい。見ず知らずの他人だよ？

みなさんのまわりには、他人に対して攻撃的な言動をする人はいますか？　たまにしか会わない人だったとしてもその言動を不快に感じ、一緒にいることが苦痛になってしまいそうですね。もしもそれが自分の旦那さんだったら……。

『旦那がまわりを嫌な空気にするタイプです』

今回の投稿者さんも、旦那さんの言動に辟易としているようです。さて旦那さんは、一体どのような言動をするのでしょうか？

「もうやめて！」旦那さんの恥ずかしい言動とは

投稿者さんは詳細を話してくれました。

『ショッピングモールや病院など、人の多いところで「あいつ邪魔」「こっち見るな」「自分の子どもをちゃんと見てろよ」といった感じで、人に対してわざと聞こえるようにブツブツ文句を言う旦那。完全に被害妄想だったり、イライラしているときの八つ当たりだったりします。声も大きいのでまわりの人が「えっ、何！？」といった感じでこちらを見ます。私が「やめなよ」と言っても、やめてくれません。注意すると私のことも「馬鹿」「うるさい」と、ののしるので本当に恥ずかしいです』

公共の場で、他人に対して大声で文句を言う旦那さん。見ず知らずの他人から「邪魔」「子どもをちゃんと見ていろ」と大きな声で言われたら、思わず驚いてしまいますね……。旦那さんは注意をした投稿者さんまでののしるので、投稿者さんは恥ずかしさでいっぱいになってしまうのだそう……。そういう旦那さんのそばにいる投稿者さんも周りから、「この人たちは同じ考えを持っている」と思われるとすれば、心外ではないでしょうか。投稿者さんのお悩みに対して、ママたちからは共感の声が集まりました。

身近に他人を不快にするタイプの人がいます！

『旦那じゃないけど、独身の叔母がそんな感じ』

『うちの旦那もそんな感じ。大きい声で「ちっ、邪魔なんだよ」とか言うからこっちが恥ずかしい。「やめなよ」と言っても「は？　なんで？　事実じゃん」と言って、注意されたことでさらに不機嫌になる』

『知人にもいます。「あの子の化粧は似合わないねぇー。スカートを履いても足が短いし、色も変」とか言っています。いつも返す言葉がない』

他人に対して聞こえるように大きな声で文句を言う人が「身近にいる！」と話してくれたママたち。自分が直接ののしられているわけではなくとも、誰かの文句を言っているのを聞くのは決して気持ちがいいものではないでしょう。返す言葉がなくなってしまったり、思わず黙り込んでしまうのも頷けます。会話をしている相手が自分の発言の後に無言になれば、「何かおかしい」と気づいてもよさそうなものです。しかしそうではないということは、自分の発言に自信を持っているのでしょう。身近にいる人がいつもこのような調子だとこちらもウンザリとした気持ちになってしまいそうです。

ママたちは見た！暴言を吐く人々

『以前ショッピングモールのレストランフロアで並んで入店を待っていたら、ガラス越しにビュッフェのデザートを取っている子どもが外から見えたのね。それを見た40代後半くらいの子連れの男の人が「おぉー、そんなに取ったらデブになるぞ。おっ！　おっ！　デブデブー」と言い笑っていた。周りにも聞こえていて「関わったらまずい」って空気になっていた』

『前にバスでそんな子連れ夫婦を見たことがある。旦那さんの方が赤ちゃん連れの人に対して「バスにベビーカーを持って乗るなよ」とか、別の人の体型のこととかを車内に響くくらいの声で馬鹿にしていた。奥さんと子どももずっと下を向いて無視していたけれど、旦那さんは気にせず笑いながらずっと何か言ってた』

『この前外食に行ったときに家族連れで来ていた人がそんな感じの人だった。お店に高校生が2人が入ってきたときに「あの制服って、◯◯高校だよな！　バカ高のくせに」とか、「ガキが学校帰りに生意気だ」とか周りの客に聞こえるように言っていた。周りの人も、その人の奥さんと娘もドン引きしていた』

外出をした際に、暴言を吐いている人を見たことがある！　と話してくれたママたちも。そんなシーンを目撃したら、驚きのあまり思わず固まってしまうかもしれません……。なかには自分の家族にまで引かれてしまっていたケースもあったようです。身内が大声で文句を言い出したら、他人のふりをしてしまいたくなる気持ちも無理はない気がしますね。せっかくの家族での外出の時間も、楽しい気分で過ごせなくなってしまうのではないでしょうか。

見ず知らずの他人に対してののしる人は、どうやら珍しくなさそうですね。たとえ何かしらネガティブな感情を抱いたとしても、無意味に人の悪口になることは言わないのが常識人です。流れるように他人への悪口が出る人は、よほど自分が優位に立ちたいのか、弱い者いじめが好きなのか、それとも自分への劣等感が大きいのか。考えられることはいろいろありますが、コメントに出てきた人たちは、どうも家族からさえ見放されていることにも気づいていない様子です。

ここまでくると、本人が変わらない限りなにも事態は動きそうにありませんね……。

後編へ続く。

文・motte　編集・荻野実紀子　イラスト・Ponko

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