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座る時間が多かったり、運動不足だったりで、下半身太りや身体の硬さが気になる方も多いのではないでしょうか? 太ももが骨盤より横に張り出しているなどのお悩みも、股関節周りの運動不足のせいかもしれません。
体幹と足を結ぶ股関節を重点的にほぐせば、股関節や骨盤周りの調整になるだけでなく、激しい全身運動をするよりも効率よく身体を温め代謝アップにつながります。
モデルで、世界五大ミスコンのビューティキャンプトレーナーでもある筆者が、ダイエットに欠かせない股関節周りのストレッチをご紹介します。
■ダイエットに欠かせない!股関節ストレッチ
最初の準備
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股関節部分を曲げるとき、ゴワつく厚手の服だと、動きの邪魔になることがあります。
できれば、股関節部分の動きを妨げないような、薄手の動きやすい服で行いましょう。
(1)上半身を伸ばした正座になり、次に体幹から股関節をのばす
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床に四つん這いになります。このとき少し手足を遠めに、心地よいのびを感じる程度のところに置きます。
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そこから重心を後ろに移して、腕だけが伸びた正座のような形になりましょう。
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足首にお尻を乗せて、しっかりと股関節を折り曲げます。
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次に重心を腕に移し、股関節を伸ばしていきます。足が伸びたカエルのような格好になるイメージです。このとき単なる重心の移動ではなく、腹筋をゆるやかに使っていくと、腰を反らせても傷めません。
体幹から股関節が前へ張り出すように伸ばしましょう。
お腹を使ったまま、しっかりと股関節部分のウェアのシワをのばすように、床に向かって股関節をのばすイメージです。
重心を後ろに移し、続いて腕に移す一連の動きを、連続で10回✕3セット行いましょう。
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(2)開脚して股関節を開く
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床に体育座りをしたら、そのまま足を左右に広げて、足でダイヤモンドの形を作り、つま先を持って膝を床のほうへ近づけパタパタします。
背筋を伸ばした状態で行います。もっと伸ばせる場合には、足を身体に近づけるようにすると、開脚が深まります。
1〜2分、あまり無理をせず、痛気持ち良いのびを感じる程度で行いましょう。ゆっくりじっくりと膝を床につけるように開いてもOKです。
(3)足を90度に曲げた状態で左右にパタパタ
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床にお尻をつき、上半身を支えるように両手を身体の後ろにつきます。両足は膝を立てて90度に曲げます。
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そこから両足を同じ方向に、左右に交互に倒します。10回✕3セット行いましょう。
(4)股関節ともも裏・膝裏まで伸ばせる中級向けストレッチ
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床に手をつき、両足を前後に伸ばした状態で、開けるところまで開きます。
身体が固くて床に手がつかない人は、床に手がつく状態で伸ばせる程度までで膝を曲げても大丈夫です。
前の足の膝裏がのび、後ろの足の股関節も同時に伸ばせます。できれば腰を丸めずに行いましょう。
この状態で1分、前後の足を変えて1分行います。
足は前後左右に動くようになっています。まんべんなく全方向にストレッチをすることで、動きを取り戻しましょう。
足が股関節に正しくはまることで、骨格のゆがみの調整にも役立ちますし、少しの運動でも身体が温まりやすく、代謝がアップします。
これから冷えてくる季節。代謝アップで痩せやすい身体づくりをしていきましょう。
(トータルビジュアルプロデューサー・メイクアップアーティスト MANAMI)