日本ハム、栗山監督ラストゲーム飾る　7回1失点の伊藤はパ新人唯一の10勝目

● ロッテ 3 − 5 日本ハム ○
＜25回戦・ZOZOマリン＞

　日本ハムは今季最終戦に勝利。今季限りで退任する栗山監督のラストゲームを飾り、55勝68敗20分けの5位で全日程を終えた。

　日本ハムは4回、3番・近藤が11号ソロを左翼席へ運び先制。同点の7回は代走で登場した西川がリーグトップに並ぶ24盗塁目を決めたあと、代打・王柏融が勝ち越しの適時二塁打を右中間へ運んだ。8回は5番・高濱が左中間突破の適時二塁打を放ち3点目。9回は途中出場の大田が左中間突破の2点適時二塁打を放ちリードを広げた。

　先発の伊藤は要所を締める投球。7回5安打1失点と粘り勝利投手の権利を持って降板した。8回以降は小刻みな継投で逃げ切り勝ち。伊藤はパ・リーグの新人では唯一となる10勝目（9敗）を挙げた。

　日本ハムは26日のホーム最終戦からシーズン3連勝締め。2012年から10シーズン指揮した栗山監督の通算成績は684勝672敗54分けとなった。