ロッテ、4連敗フィニッシュでCSへ　井口監督「もう一度チーム一丸となって」

● ロッテ 3 − 5 日本ハム ○
＜25回戦・ZOZOマリン＞

　パ・リーグは30日に全日程が終了。優勝を逃した2位のロッテはレギュラーシーズン4連敗フィニッシュとなり、67勝57敗19分けの2位でCSに臨むことになった。

　楽天に敗れた27日にオリックスの優勝が決まり、前日からは若手を積極的に起用。この日は6番に入った山口が3安打1打点をマークしCS出場をアピールした。1番の荻野は自身初の全試合出場を達成し、最多安打と盗塁王のタイトル2冠を獲得。7回には引退登板の南が渾身の全力投球でファンに別れを告げた。

　試合には敗れレギュラーシーズンは4連敗でフィニッシュ。試合後には最終戦セレモニーが行われ、井口監督が「『1点をつかみ取る』というスローガンの下、開幕からチーム一丸、束となり戦ってきました。残念ながら優勝は逃しましたが、この経験、悔しさが必ず来年の肥やしになると思います。6日から始まるCSファーストステージ、そしてファイナル、日本シリーズと、もう一度チーム一丸となって戦ってまいりますので、引き続き熱い声援よろしくお願いします。どうもありがとうございました」とあいさつした。

　ロッテは貯金10の2位で2年連続のCS出場。11月6日に開幕するCSファーストステージでは、本拠地・ZOZOマリンで3位の楽天と対戦する。