巨人・山口俊、制球に苦しみ3回4失点 フェニックスLで調整、CSへ不安残す

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2021年10月31日 14:14  ベースボールキング

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巨人・山口俊 (C)Kyodo News
◆ 今季の阪神戦防御率は0.93

 巨人の山口俊投手(34)が31日、宮崎フェニックスリーグの日本ハム戦(サンマリン宮崎)に先発登板。4四球を与えるなど初回から制球に苦しみ、3回2安打4失点(自責点0)で降板した。

 山口は11月6日から始まる阪神とのCSファーストステージ(甲子園)に向け宮崎で調整登板。同じく先発出場した正捕手の大城とバッテリーを組んだが、初回に味方の失策と2四球で二死満塁のピンチを招くと、6番・樋口に押し出し四球を与え先制点を失った。さらに、続く佐藤には左越えの適時二塁打を浴び走者一掃。瞬く間に4失点となった。2回と3回はゼロを並べ3回2安打4失点(自責点0)で降板。追加点は許さなかったが、1週間後のCS開幕へ不安を残す結果となった。

 今季はサンフランシスコ・ジャイアンツの傘下、3Aサクラメント・リバーキャッツでシーズン開幕を迎えたが、6月上旬に契約を破棄し日本球界復帰を決断。古巣の巨人と再契約し復帰後は先発ローテーションに定着したが、2勝8敗、防御率3.56と不安定な投球が続き、自己ワーストの7連敗でレギュラーシーズンを終えた。

 それでも、今季の阪神戦は2試合に先発し0勝1敗ながら対戦防御率0.93をマーク。CSではエース・菅野に続き第2戦での先発登板が有力視されている。

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