ヤクルト・雄平、引退試合で痛烈左前打 6回から途中出場し攻守でハッスル

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2021年11月01日 22:12  ベースボールキング

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5回終了後、青木から花束を受け取るヤクルト・雄平 (C)Kyodo News
● ヤクルト 7 − 9 広島 ○
<25回戦・神宮>

 今季限りでの現役引退を発表しているヤクルトの雄平外野手(37)が1日、本拠地・神宮での今季最終戦で試合試合に臨んだ。

 5回終了後に引退セレモニーが行われると、その流れのまま右翼のポジションに就き6回表から途中出場。同じタイミングで苦楽をともにしてきたベテラン左腕の石川が3番手としてリリーフ登板した。

 6−9と3点を追う7回は、イニング先頭で今季初打席が巡ってきた。広島の5番手左腕・森浦と対戦し、カウント2−1後の4球目を強振。捉えた打球は鮮やかに左前に達するクリーンヒットとなった。二死一塁だった8回の第2打席は6番手右腕・島内と対戦し二ゴロ。引退試合を2打数1安打で終え、本拠地ファンから大きな拍手が送られた。

 雄平は投手として2002年のドラフト1位でヤクルトに入団。高卒1年目から5勝をマークするなど大器の片鱗を見せたが、その後は伸び悩み2009年のオフに野手に転向した。外野のレギュラーに定着した2014年は打率.316、23本塁打、90打点をマークしベストナインを受賞。2015年は優勝を決めた試合でサヨナラ安打を放った。2018年はキャリアハイの打率.318をマークするなど野手として大成。プロ19年間の通算成績は、投手として144試合に登板し18勝19敗1セーブ、防御率4.96。野手としては打率.291(3030打数882安打)、66本塁打、386打点を記録した。

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  • 19年間いろいろあったけど、本当に真面目で努力の人でした。いまの心は青空でしょうか。お疲れさまでした。
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