アストロズ、2勝4敗でWS敗退　ベイカー監督はまたも世界一の称号を得られず

【ワールドシリーズ第6戦】
● アストロズ 0 − 7 ブレーブス ○
＜現地時間11月2日　ミニッツメイド・パーク＞

　アストロズ（ア・リーグ王者／西地区1位）対ブレーブス（ナ・リーグ王者／東地区1位）のワールドシリーズ第6戦が2日（日本時間3日）に行われ、ブレーブスが26年ぶり4回目となるワールドシリーズ制覇を決めた。アストロズは2勝4敗で敗退。チームを率いたダスティ・ベイカー監督（72）は、またしても世界一の称号を得ることはできなかった。

　アストロズはあとがない敵地での第5戦を制し本拠地に戻ってきたが、この日は打線が沈黙。ブレーブスの左腕リレーに抑え込まれ完封負けを喫した。レッドソックスとの優勝決定シリーズでMVPを獲得した4番のアルバレスは、このシリーズ計6戦で打率.100と低迷。良質な左腕投手が揃うブレーブス投手陣に苦しめられた。

　自軍の投手陣は、先発のルイス・ガルシアが3回途中3失点で降板するなど計3被弾で7失点。投打とも振るわず4年ぶりのワールドシリーズ制覇とはならなかった。

　チームを率いるベイカー監督は、ジャイアンツ時代の2002年以来、自身2度目となるワールドシリーズも敗退。レギュラーシーズンで監督通算1987勝を挙げている名将はこれまで指揮したジャイアンツ、カブス、レッズ、ナショナルズでもポストシーズンを経験しているが、またしても世界一の称号を手にすることはできなかった。


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