DeNA、川村コーチをBC神奈川の監督に派遣　地元出身「発展に貢献できれば」

◆ 前監督は鈴木尚典コーチ

　DeNAは7日、川村丈夫投手コーチ（49）をBCリーグ・神奈川フューチャードリームスの監督として派遣することを発表した。

　DeNAと神奈川フューチャードリームスは育成選手の派遣など、かねてから球団間の交流があり、2021年シーズンは来季からDeNAのコーチを務める鈴木尚典氏の指揮のもと同リーグ東地区3位の成績を残していた。

　新たに監督に就任した川村氏は「神奈川県出身である私に神奈川県民球団『神奈川フューチャードリームス』の監督として携わる機会を頂いたこと、大変光栄に思うと共に何かのご縁を感じざるを得ません」とDeNA球団を通じてコメント。

　続けて「県立高校出身（厚木高）の私がプロ野球選手になれたように、在籍している選手にも同様の可能性が十分あると思います。その手助けをしていくと同時に神奈川県の野球の益々の発展に貢献できればと思っています。ファンの皆さま、温かいご声援宜しくお願いいたします」と、意気込みを口にした。

　川村監督は県厚木高から立教大、社会人の日本石油を経て、1996年のドラフト1位で横浜に入団。2008年の現役引退後は、一二軍のコーチやジュニアチームの監督などを歴任。2020年シーズンから一軍投手コーチを務めていた。