ヤクルト・奥川「投げる試合は自分がエース」CS初戦でプロ初完封の大仕事

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2021年11月10日 21:54  ベースボールキング

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ヤクルト・奥川恭伸 (C)Kyodo News
◆ デビューからちょうど1年…圧巻の完封劇
 
 勝利を確信し、両腕を挙げて喜びを表現した。ヤクルトの奥川恭伸が10日、神宮球場で行われた『JERAクライマックスシリーズ セ』ファイナルステージ第1戦に先発し、巨人を相手に4-0の完封勝利を収めた。


 ファイナルステージ突破へ、チームに勢いをもたらす投球を見せた。

 「重要な試合だったので、気持ちもいつもより入っていた」という奥川。持ち味のストレートに加え、スライダーやフォークなど変化球も冴え、98球を投げて6安打9奪三振、無四球の快投。レギュラーシーズンでもなかったプロ初完投、完封勝利に「まさか9回までいけるとは思わなかった」と振り返った。

 初回の好走塁で先制のホームを踏んだ塩見泰隆には「すご過ぎて何も言えない」と言わしめた20歳の右腕は、「攻める」気持ちを忘れず巨人打線に向かっていった。

 5回は二死一、三塁のピンチを招いたが、代打の八百板卓丸を渾身のストレートで見逃し三振に切って取り、背番号11はマウンド上で吠えた。


 「投げる試合は自分がエースだと思って投げている」。まさにツバメのエースと呼べる投球だった。

 1年前の今日、11月10日は一軍デビューを果たした日。3回途中5失点で降板し「悔しい思いをしていた。何とか抑えたかった」と、1年後に見事借りを返した。

 日本シリーズ出場へ大事な初戦をものにしたヤクルト。若き右腕がもたらした1勝はとてつもなく大きい。
 

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)



【動画】奥川が吼えた!最大のピンチで“原点”アウトローの見逃し三振
🏟神宮📡

ヤクルト − 巨人(5回終)
巨|000 00=0
ヤ|300 00=3

🎦 @DAZN_JPN
📝 燕・奥川が吼えた!最大のピンチで“原点”のアウトロー💯#swallows #giants #JERAクライマックスセ pic.twitter.com/KvAJO9IdWR— ベースボールキング⚾🥎 (@BaseballkingJP) November 10, 2021

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  • 素晴らしいピッチングでした���åɡʾ������投げるたびに、成長を感じる投手�Ԥ��Ԥ��ʿ�������
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