マライア・キャリー、米マクドナルドとのコラボ発表　人魚のような写真にファン困惑「なぜビーチにいるの？」

歌手マライア・キャリーが米マクドナルドとコラボし、クリスマスをテーマにした特別メニュー「マライア・メニュー」を開始することを発表した。クリスマス期間限定で、アプリで買い物をした客に日替わりの無料商品が提供されるサービスだ。同社のSNSが人魚のようなマライアの写真を添えて告知すると、ファンからは「一体何なの？」と困惑したようなコメントが寄せられた。

【この記事の他の写真を見る】

米マクドナルドの公式SNSが現地時間10日、「マライアがホリデーシーズンに戻ってきて、全部のメニューを持ってきました」と伝え、クリスマスシーズンの特別企画「マライア・メニュー」を開始すると発表した。

現地時間12月13日から24日までの限定期間中、同社のアプリを通じて1ドル（約114円）以上の買い物をすると、無料の日替わりメニューが提供されるという。

これらはクラシック・チーズバーガーやチョコレートチップ・クッキーなど、マクドナルドのメニューからマライア・キャリーのお気に入りをセレクトしたもので、クリスマスらしい華やかなパッケージで包装されている。

今回のコラボについてマライアは、プレスリリースでこのように説明した。

「私の子供達とのお気に入りの思い出のひとつが、家族でマクドナルドに行ったことです。それぞれが好きなものを注文するのですが、私の場合はチーズバーガーでピクルスを追加してもらいます。マクドナルドにある大好きな食べ物と私のお気に入りの季節がひとつになり、ホリデーシーズンの夢が実現したのです。」

マクドナルドは「マライア・メニュー」の開始を発表するとともに、人魚のようなドレスを着たマライアがビーチに打ち寄せる波の上に佇む写真を添えた。彼女の後部には同社の看板が立つという、明らかな合成写真だ。

この写真を見た人々は困惑したようで、SNSでは「一体、この写真は何なんだ？」「これは本物なのか？」「息ができないよ。誰が編集したんだ？」「なぜビーチにいるの？」と皮肉めいたコメントが寄せられた。

同社では過去にもBTSをはじめ、ラッパーのトラヴィス・スコットやスウィーティー（Saweetie）、コロンビア出身の歌手J．バルヴィン（J. Balvin）といった人気アーティストとのコラボを行っている。

マライアの1994年リリースの楽曲『恋人たちのクリスマス』はクリスマスソングとしてすっかり定着し、2019年12月には「Billboard Hot 100」チャートで3週連続の首位を獲得した。今月5日には、クリスマスソングの新曲『Fall In Love At Christmas』をリリースしたばかりだ。

画像は『McDonald’s　2021年11月11日付Instagram「the queen of the season has arrived and she’s got an entire menu full of gifts and goodies with her.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）