旦那さんがいるのにママ友が子どもを預けに来る……。あるママの疑問に共感の嵐

頼りになるママ友がいると、子育てのさまざまなシーンで心強いものですね。ただ頼りきりになると相手に負担になってしまいそうです。家族に頼れる人がいるのに、ママ友に頼ることについて疑問に感じるママがいました。

『「用事があって、子ども預かってくれない？」「あれ？　今日旦那さんいる日って言ってなかった？」「旦那は昨日遅くて疲れて寝ているから……」というやり取りがあったんだけど。どうしようもできない事情があるなら、子どもを預かるのもやぶさかではないけど、旦那さんがいるなら自分の家庭でどうにかしてほしい』

ママ友にお願いばかりは相手の負担や迷惑に

『あー、確かにたまにいるよね。そのくせ夫が使えないって愚痴ばかり。夫婦で解決できなかった問題のツケを他人に丸投げできる厚かましさにビックリしちゃう』

『ターゲットにされたママ友がいる。グループラインでやり取りしているから見るけど「預かって！」「いいよ！」からお願いした側なのに1時間遅れるの当たり前とか』

『うちはたまたま子どもの習い事が同じで、うちの子と遊んだついでに習い事に一緒に連れて行ってあげたら、そこからどんどん当たり前のように習い事の送迎やら子どものこと見ててやらが増えたよ。図々しい人には一度のやさしさも見せちゃダメだね』

『いる。1番強烈だったのは、夫いるけど2歳の子どもは見られないからって友達の結婚式に連れてこようとした人ならいたわ』

子どもの面倒を見られるはずの家族がいても、ママ友に子どもの世話をお願いする人を、ママたちは図々しいと感じるようです。一度気軽に引き受けたせいで、頼られすぎてしまったママも。子どもを預かる側は少なくない労力と気力を使うもの。預けるばかりにはならないようにしたいですね。

家族に頼りすぎて断られることもある

『うちの兄夫婦も二人で買い物に行くからとか、食事に行くからと実家によく預けていて、親も仕事で疲れているから最終的には「私も体がもたないから子どももつれて行くとか、夫婦で自力で頑張ってみなさいよ」って言っていた』

ただ預かってくれる家族がいるからといって、家族に頼りきりになるのも考えものかもしれません。両親に頼り切っていた兄夫婦にあまりの負担に耐えかねて両親から「預からない」と伝えた、とのコメントが届きました。家族に対しても、節度をわきまえておきたいものです。

旦那さんより頼みやすい？ママ友に子どものお世話をお願いする理由

『社員旅行で奥さんや家族も参加したんだけど、若夫婦が赤ちゃん連れでお母さん困っていたのに旦那は面倒見ないから、私が手伝わされた感じになったわ。自分の旦那より私に頼みやすいみたいな』

『不仲なのかなって思っている。それかよほど役に立たないか』

なぜ頼れるはずの旦那さんに子どもの世話を頼まないのでしょう。ママたちは「旦那さんと仲が良くない」あるいは「旦那さんは子どもの面倒をみられない」と考えていました。旦那さんと仲が良くないことも、旦那さんが子どもの面倒を見られないことも家族の問題ですよね。そのしわ寄せを他人に丸投げするのは、筋が通らないのではないでしょうか。

子どもを預かってもらうときに必要なのは「お礼」「頼りすぎない」「お互いさま」

『いるいる！　預けといて、お礼の一つもなし。うちは、預かってくれる両親が近くにいるからママ友に預けることなくて、いつも預かるだけ。子どもも図々しくなってきたから、預かるのやめたよー。「お互いさま」ができる人じゃないとストレスが溜まるから無理だわー』

『気を遣えない人って、育ちが悪い人なんだなぁ、と思って見ている。その人の育ちがでちゃうんでしょ。預けたら預かる。預けたら何か心遣いのある手土産をさりげなく渡す。そういうのができない人、いい歳した大人だけど残念な人……と哀れんでいる』

ママたちは「子どもを一切ママ友に預けるな」と言っているわけではありません。預ける頻度や態度などを問題視していました。預けると約束した時間に遅れない、お礼を伝えたり手土産を渡す、頼りすぎない、子どものしつけをしておく、などを忘れずやっていれば、困ったときは快く預かってもらえるのではないでしょうか。

子どもを気軽に預けたり、預かったりできる関係は良い人間関係ですよね。「お互いさま」は節度あるお付き合いができてこそ、生きてくる言葉でしょう。「頼みやすいから」と相手に頼りすぎていないか、自分が楽をするために相手に負担をかけていないかを常に考えておきたいものです。

文・しのむ　編集・秋澄乃　イラスト・Ponko

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