サー・フランク・ウイリアムズ逝去に日本メーカー/ドライバーからも追悼の声

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2021年11月30日 15:01  AUTOSPORT web

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写真トヨタがエンジン供給を行っていた2008年、ピットで戦況を見るフランク・ウイリアムズ
トヨタがエンジン供給を行っていた2008年、ピットで戦況を見るフランク・ウイリアムズ
 11月28日、ウイリアムズ・レーシングからF1世界選手権で7回のドライバーズチャンピオン、9回のコンストラクターズチャンピオンを獲得したウイリアムズの創設者であるサー・フランク・ウイリアムズが79歳で亡くなったとする声明を発表したが、これを受けてF1でともに参戦した歴史をもつ日本メーカー、日本人ドライバーがコメントを残している。

 ウイリアムズF1は、その長い歴史のなかでパワーユニットを変えてきているが、1983年から87年までエンジン供給を行ったのがホンダ。1986〜87年にはコンストラクターズチャンピオンを獲得したほか、1987年にはネルソン・ピケがワールドチャンピオンを得ている。

 ホンダは11月29日、山本雅史F1マネージングディレクターの名で『フランク・ウイリアムズ氏のご逝去に際して』という追悼文を発表している。内容は下記のとおりだ。

「フランク・ウイリアムズ氏ご逝去の報に接して、深い哀悼の意を表します。ウイリアムズ・レーシングとホンダは、フランク氏と本田宗一郎氏という、エンジニアリングに情熱を燃やし、勝つことにこだわった創業者によって成長を遂げ、1983〜1987年の5年間で多くの成功をともにしました」

「フランク氏は、ひとりの夢がチームを作り上げた時代を代表する人物と言っても過言ではありません。また、生前の故人はサーキットのみならず、ご自身の人生においても不屈の精神を持ち続けていらっしゃいました。一緒に夢を追いかけ、叶えられたことに対して、ホンダを代表して改めて感謝を捧げるとともに、ご遺族の皆さまへも心よりお悔やみを申し上げます」

 ホンダの後、ジャッド、ルノー/メカクローム、BMW、コスワースと変遷してきたウイリアムズのパワーユニットだが、2007〜2009年はトヨタがパワーユニットを供給。ニコ・ロズベルグに加え、アレキサンダー・ブルツ、中嶋一貴と今もトヨタと関わりが深いドライバーが戦った。

 TOYOTA GAZOO Racingは、29日にSNS上で、トヨタ自動車GAZOO Racingカンパニーの佐藤恒治プレジデントからフランク・ウイリアムズ卿のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。フランク・ウイリアムズ卿は、50年以上の長きにわたりのF1発展のためにご尽力されました。トヨタは2007年から3年間に渡ってウイリアムズチームにエンジンを供給するというご縁をいただき、心より感謝しております」とメッセージを記した。

「最前線に立ち続ける情熱と不屈の闘志は、我々にとっても、F1だけでなく、現在もWECやWRCといったトップカテゴリーにおいて、モータースポーツに向き合う姿勢として、多くの学びがありました。モータースポーツ業界に輝かしい実績を残された偉大なレジェンドを失ったことが本当に残念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます」

 そして、これまでの長いウイリアムズの歴史のなかで唯一F1のレースシーンで戦った中嶋一貴は、『フランク・ウイリアムズ卿のご逝去について』として、こちらもSNS上でメッセージを残した。

「突然の訃報に接し、心からお悔やみ申しあげます。以前、F1で緊張する私をみかねたサー・フランクから『力を抜いて大胆不敵に攻めるように』と、アドバイスを頂いたことがあります。それは、私のモータースポーツアスリートとしてのコアとなり、ル・マンを三連覇した際にも確実に生かされていました」

「F1にとって、また、モータースポーツ全体にとって、偉大なレジェンドを失ったことが誠に残念でなりません。あの穏やかな表情と闘志あふれる眼差しが今でも思い起こされ、信じられない気持ちです。どうか、安らかにお眠りください」

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