松本白鸚「たった一人の弟」中村吉右衛門さん訃報に悲痛 甥・幸四郎も「その情熱を心に刻み…」

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2021年12月01日 18:00  ORICON NEWS

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写真(左から)松本白鸚、松本幸四郎
(左から)松本白鸚、松本幸四郎
 歌舞伎俳優の中村吉右衛門さんが11月28日、77歳で亡くなった。吉右衛門さんの兄で歌舞伎俳優の松本白鸚(79)が1日、追悼コメントを寄せた。

【写真】武蔵坊弁慶、松王丸など…これまでに中村吉右衛門さんが演じてきた舞台の模様

 白鸚は「別れは何時の刻も悲しいものです。今、とても悲しいです。たった一人の弟ですから。幼い頃、波野の家に養子となり、祖父の芸を一生かけて成し遂げました。病院での別れの顔は、安らかでとてもいい顔でした。播磨屋の祖父そっくりでした」と、悲痛な胸の内を語っている。

 また、白鸚の息子で吉右衛門さんの甥にあたる松本幸四郎(48)は「叔父のお顔を見た時、初めて涙があふれてきました。80歳で『勧進帳』の弁慶を勤める。必ず復活されてご自身の目標に向かわれる日が来ると信じていましたので、訃報を聞いてすぐにはこの事実を受け入れられる自分ではありませんでした」と心境。

 さらに「叔父は先人を敬い、その芸を体現し、芸術である歌舞伎を進化されてこられました。叔父の芸を永遠のものにするために、教えていただいた我々がその情熱を心に刻み舞台を勤めて参ります。いずれも皆様には、叔父をご愛顧くださり心より御礼申し上げます」とその芸を受け継ぐと誓っている。

 吉右衛門さんは1944年5月22日生まれ、東京都出身。八代目松本幸四郎の次男として生まれ、母方の祖父・初代中村吉右衛門の養子となり、4歳で中村萬之助を名のり初舞台。1966年、二代目中村吉右衛門を襲名した。

 84年と95年に『眞山青果賞大賞』を受賞したほか、『日本芸術院賞』(84年)、『松尾芸能賞大賞』(91年)など、多くの受賞暦を持つ現代歌舞伎を代表する立役の一人。松貫四の名で『再桜遇清水(さいかいざくらみそめのきよみず)』、『巴御前』などの脚本の執筆や、エッセイ、画文集の出版、テレビ出演など幅広く活躍した。2011年に人間国宝、17年に文化功労者となっている。

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  • 惜しい人を亡くしました。鬼平が好きでした。ご冥福を。
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  • 鬼平がいなくなった。ラマンチャ師匠が弱らないでほしい。染ちゃんとお松が支えてくれるでしょ
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