アレック・ボールドウィン、銃誤射について涙ながらに語る「引き金は引いていない」

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2021年12月03日 12:31  Techinsight Japan

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銃誤射後初のインタビューに応じたアレック・ボールドウィン
アレック・ボールドウィン(63)が米TV特番に出演し、10月に起こった撮影現場での銃誤射について語った。事故後初となるインタビューでアレックは泣き崩れ、「僕は引き金を引いていない」と涙ながらに明かした。

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アレック・ボールドウィンが米TV『ABC News』の特別番組『Alec Baldwin: Unscripted』に出演し、ニュースキャスターのジョージ・ステファノプロス氏からのインタビューに応じた。60分間に及ぶ同番組は米時間2日にABCで放送され、その後Huluで配信開始される。

アレックは10月、自身が主演とプロデュースを務める西部劇映画の撮影現場で、スタッフから手渡された銃を誤射してしまった。これにより撮影監督のハリーナ・ハッチンスさん(42)が死亡、映画監督のジョエル・ソウザさん(48)が負傷して病院で手当てを受けた。

悲劇が起こって以来、アレックが正式にインタビューを受けるのは今回が初めてのことだ。

番組でアレックは亡くなったハリーナさんのことを振り返り、「彼女は、一緒に仕事をしたすべての人々から愛される人物だった。誰からも好かれ、尊敬されていた。いまだに信じられない。僕には現実味がないのです」と打ちひしがれた様子で明かした。

ステファノプロス氏が「撮影現場での出来事を、どのように受け止めていますか」と尋ねると、溢れ出る涙をぬぐう場面も見られた。

同氏が「銃の引き金を引くことは、脚本にはなかったのですね」と問いただすと、アレックは「引き金は引かれていなかった。僕は引き金を引いていない。絶対に誰かに銃口を向けて引き金を引くなんてことはしない」と主張した。

さらに「では撮影現場で、どのように実弾を装着することができたのか」と質問されると、「全く分からない」と答えている。

当時を振り返るうちにアレックは感情的になった様子で、「思い返しながら、あの時僕には何ができたのだろうと考えている」と話した。

ステファノプロス氏は現地時間1日に米朝番組『Good Morning America』に出演し、長時間にわたるアレックへのインタビューについてこのように述べていた。

「私はこの20年間、ABCで何千回ものインタビューを行ってきました。しかし今回はこれまでに経験したことのない、強烈でとても生々しいものでした。」

アレックは打ちひしがれているにもかかわらず、すべての質問に率直に答え、亡くなったハリーナさんや彼女の家族と面会したことなども話したそうだ。

なおサンタフェ郡保安官事務所は現在、撮影現場で禁止されている実弾がアレックの持っていた銃になぜ装填されていたのかを中心に調査しているという。



(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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