阿部詩選手、児嶋一哉へ“大島さん呼び”「してみたかった」 「阿部だよ!」と逆パターンも実現

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2021年12月09日 14:02  Techinsight Japan

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「@cosmeベストコスメアワード2021」に出席した阿部詩選手と児嶋一哉
この夏2020東京五輪で兄・阿部一二三選手とともに金メダルを獲得して日本を沸かせた柔道の阿部詩選手が9日、「@cosmeベストコスメアワード2021」に出席した。「ビューティパーソンオブザイヤー」に選ばれた詩選手は、真っ赤な着物に赤い足袋ブーツ、リップも赤でまとめたスタイルで柔道着とは異なる魅力を発揮した。また“美容男子”としてゲスト出演した児嶋一哉(アンジャッシュ)との掛け合いも見せた。

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「@cosmeベストコスメアワード2021」で生き方、キャリア、ライフスタイルなど今年最も美しく輝いた人に贈られる「ビューティパーソンオブザイヤー」を受賞した阿部詩選手は「初め聞いたときは『私なんて』と驚いたんですけど、今はすごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と顔をほころばせた。


YouTubeで公開したメイク動画が300万回再生されるなど今年はメイクでも注目された児嶋一哉が“美容男子”としてゲスト出演したが、詩選手を見るなり「すごい素敵だよね! また柔道着とガラッと変わって。柔道着ももちろん素敵だけど、赤もかっこいいね!」と目を見張った。今回は赤でコーディネートした詩選手だが、赤は勝負カラーだそうで、試合で兄の阿部一二三選手は赤いスパッツを穿き、詩選手は赤いタオルを使用するという。

動画で地雷メイクやBTS風メイクなどを試した児嶋だが、ファッションやメイクが大好きだという詩選手はピンクメイクに挑戦してみたいそうだ。普段はメイクをしないが、柔道では「畳や柔道着で擦れることがあるので、保湿をしっかりするようにしています」と語り、「試合中は唇が乾燥するのでリップクリームは必需品です。他の選手も結構(塗っている人が)多いです」と明かすと、児嶋も「あ、そうなんだ、知らなかったー」と聞き入った。

詩選手は司会者から「(児嶋に)一言申し上げなくて大丈夫ですか?」と促されると「あの…はい」と控えめに言葉に詰まって、児嶋からも「何か言いたいことある?」「俺のこと知ってる? 名前知ってる?」と振られた。詩選手が「大島さん」と口にすると児嶋がお約束の「児嶋だよ!」と即座に返した。場内に拍手が起こり、児嶋は「申し訳ないね」と恐縮していた。また児嶋が「あやべさん」と詩選手に呼びかけて「阿部だよ!」と詩選手が返す場面も。これらのやり取りに詩選手は「昔からテレビを見ていてしてみたかった」と発言して、児嶋を「本当に!?」と喜ばせた。詩選手は以前から「大島さん」と呼んでみたかったそうだが「まさか私が間違えられるとは思っていなかったんですけど、すごくいい経験をさせていただきました」とコメントした。

その児嶋は今年1000回以上は「大島さん」「児嶋だよ!」のやり取りをしているそうだ。しかしパーティションのアクリル板のために聞こえづらかったり、マスクで口が見えないためにうまくいかないこともあるという。最も酷いときは「児嶋さん」と正しく呼び掛けられているのに「児嶋だよ!」と返してしまったと反省していた。


また「“最も強い人”と“最も美しい人”とどちらが嬉しいですか?」と聞かれた詩選手は「“最も強い人”ですかね。引退した後だったら“最も美しい人”がすごく嬉しいかもしれないですけど、まだ現役を続けていく限りは強さを求めて進んでいきたいと思っているので、“最も強い人”と呼ばれたいと思っています」と柔道家としての決意を垣間見せた。児嶋にも「“面白い人ですね”と“肌綺麗ですね”と言われるのとどちらが嬉しいですか?」と質問が飛ぶと、児嶋は「面白いに決まってるだろ!」とキレ気味に即答。詩選手は「オリンピック後初めての試合が2022年に待っているので、その大会で私の強さを見せつけて、さらに進化した阿部詩を見てもらえるように努力していきたいと思います」と来年度の活躍を誓った。

「@cosmeベストコスメアワード2021」総合大賞は約112万件のクチコミデータから最も支持された商品として選出された「イプサ ザ・タイムR アクア」が受賞、ベストトレンドキーワードには「シカ」が選ばれた。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)
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