劇団EXILE・佐藤寛太、青柳翔との交流で見つけた人生の趣味「来年は富士山に登りたい」

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2021年12月09日 17:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

写真佐藤寛太
佐藤寛太

「マネージャーから“オファーを受けたよ”と聞き、その場でiPadで原作電子書籍を買って読んで。もともと柳内さんの別作品は読んでいて、すぐにのめり込みました」

 佐藤にとって約2年ぶりとなる映画主演作は『軍艦少年』。原作は『ギャングキング』などのヤンキー漫画で知られる柳内大樹の同名漫画だ。

セリフはすべて頭に入れて臨みました

「少年漫画らしく熱くなるシーンもあり。筋の通ったひとりの青年が不器用ながら前を向こうと進んでいくストーリー。すごく心打たれ、この役を自分ができることをすごい光栄に思いました。演じる前から、この役が自分にとってひとつの大きな何かになる予感がしました」

 本読みの場には他キャストのセリフを含め、すべてを頭に入れたうえで臨んだ。

「“自分はこういう心意気でこの現場に立ちます”と、キャストやスタッフの全員に知ってもらいたかった。一種のパフォーマンスですけど(笑)、でもそれがちゃんと伝わった」

 クランクアップした際には、完全燃焼。その後はしばらく何も手につかなくなってしまったほどだった。

「すごく真心のこもった作品ができあがりました。本当に幸せです」

 演じたのは、高校生の坂本海星。父親の玄海(加藤雅也)は最愛の妻(大塚寧々)を病で亡くし酒浸り。ある日、海星は両親が生まれ育った軍艦島にふたりの大切な物があることを知り……。

「海星は思ったことは言葉にするし、正しいと思ったことは心に従って行動する。これだけカッコよく筋を通して生きられたらいいなっていう、憧れに近いものは感じました」

 黒髪のイメージが強い佐藤だが、本作では明るい金髪に。人生初ブリーチで挑んだケンカシーンは、まさに圧巻。

「本当に危険なワンシーン以外は吹き替えなし、自分でやっています。普段から『EXFIGHT』っていう事務所のジムに通って、キックボクシングをやっています。この撮影のときは、回数を増やしましたね」

 格闘技を始めたのは、高校生のとき。ヤンチャかと思いきや、通っていたのは地元・福岡の進学校。

「よく知ってますね(笑)。勉強するのは苦じゃなかったですね。筋トレと同じでやった分、点数って上がるから」

 中学時代に芸能界に憧れを抱くようになり、高校3年の途中で『劇団EXILEオーディション』に合格し、上京。翌年、正式加入を果たし、役者として着実に歩を進めている。

いつもいい風が吹くとは限らない

 今年は映画『花束みたいな恋をした』、ドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』など話題作への出演も相次いだ。

「そうですね。でも今年は自分自身を世の中に発信すること以上に、自分自身を知った1年だったと思います。去年、コロナ禍になってから青柳翔さんとキャンプに行くようになって。で、本格的に登山を始めるようになって。人生の趣味を見つけたな、と思っています。来年は、富士山に登ろうと思っています

 やりたい仕事や作品に出会えるのは縁だし、運。いつもいい風が自分に吹くとは限らない。だからこそ、当たり前の日々を普通に、丁寧に生きることが、役者にとっての成長になる気がしていて。そういった意味でも、自分の心の移ろいをちゃんと感じながら、いい大人になっていきたいなと思っています」

スクープ写真を撮るときは……

 発売中の週刊女性を手渡すと、「いつか撮られそうだなぁ」 
 えっ、素敵な熱愛をですか!? ぜひぜひ!
「撮るときは絶対、カッコいい写真にしてくださいよ。マスクして半目、みたいなのは恥ずかしいから(笑)。僕の家の前だったら急いで着替えてくるので、撮る角度なんかも含め、しっかり打ち合わせをしましょう(笑)。お願いします」
 何ともノリのいい佐藤であった。

軍艦島での撮影

 本作では、現在は立ち入れない軍艦島内部での撮影も行われた。
「軍艦島って、長崎から全然見えるんですよ。船でだいたい20分くらいかな。当たり前なんですけど、近づくほどに大きくなっていくから“うわ、でけぇ”。降り立つと“すげぇ”って感動がブワッと起こって。だけど歩いてみると、心が静かになる。“ここにも人の生活があったんだ”と、ふつふつとわき起こる感動へと変わる。実際に行ってみないとわからない感覚で、本当にいい経験になりました」

『軍艦少年』
12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開 
配給/ハピネットファントム・スタジオ

《撮影/渡邉智裕 ヘアメイク/KOHEY スタイリスト/平松正啓(Y's C)》

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