ナイツ塙『M-1』審査員の“情”について持論「去年の錦鯉は点数を高くした気がする」

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2021年12月09日 17:02  Techinsight Japan

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『M-1』審査員目線のアドバイスをした塙宣之
『M-1グランプリ2020』(ABCテレビ・テレビ朝日系)のファイナリスト・東京ホテイソン(たける、ショーゴ)が12月8日放送のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)にゲスト出演。昨年に続き通算4回目となる『M-1』審査員を務めることが決まったナイツ・塙宣之に「審査員の心情を考えると話しかけづらい」と悩みを吐露した。審査員でも親しい芸人ほど「情に流される」のではないかというのだ。塙は自身の体験を明かしながらアドバイスすると、お笑いコンビ・錦鯉を例に挙げて笑いを誘った。

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東京ホテイソンは昨年の『M-1』ファーストラウンドで披露したネタを松本人志に「2人の声のバランスが気になる」オール巨人から「もう少しわかりやすいネタが良かった」と評された。そんななかグレープカンパニーの先輩である富澤たけし(サンドウィッチマン)は「進化しないだろうと思っていたのに進化した」とコメント。富澤が採点した「91」は東京ホテイソンのネタを「もっと聞いていたい」というほど気に入った上沼恵美子の「92」に次いで高かった。

同じ事務所なので富澤をいつも見ているという東京ホテイソン。『M-1』が終わった後で富澤から「俺、高くつけすぎちゃったかな」と言われたそうだ。そんなこともあって『M-1』が近づくと富澤と顔を合わせるのが気まずくなり、他の審査員に会った時も意識するようになったという。それで塙宣之に対して「楽屋でしゃべったりしていいのかな。情が流れて点数を高くつけちゃうことってないのかな」とわだかまりをぶっちゃけたのである。

お笑いコンビ・ナイツとして『M-1』ファイナリストを経験した塙は、東京ホテイソンの気持ちに共感できるようだ。以前の放送でオール巨人の審査基準について「下ネタに対してマイナス3にすると聞いたことがある」と話しており、今回も「巨人師匠のブログを何年分も見て、嫌いなワードはなんだろうと研究した」ことを明かしていた。

現在の立場から「気にしすぎない方がいいよ、お客さんにやるわけだから。審査員はウケてたら点数を高くするんだから」とアドバイスした塙。しかし審査員も人間なので心が揺らぐことを伝えたかったのだろう。「情に流される」説について「そんなのはないけど、いやあるかもな」と漏らしながら「去年はたしか、錦鯉を高くした気がするわ」とたとえて笑いを誘ったところ、相方の土屋伸之が「営業によく行ってたからね」とフォローしたので塙は「情ですよね」とまとめていた。

ちなみに塙は『M-1グランプリ2020』で錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)に「95」をつけており「4分でまさのりを全部出しきれていた」とコメントしている。『M-1』後には1月放送の『ナイツ ザ・ラジオショー』で錦鯉をゲストに迎えてトークを繰り広げ、ナイツが営業で錦鯉と一緒になった時に「キャラメルは銀歯泥棒」のネタを初めて聞いたエピソードで盛り上がった。

画像2枚目は『東京ホテイソンたける 2021年11月12日付オフィシャルブログ「ラヴィットから始まる金曜日」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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