佐藤琢磨加入にオーナーのデイル・コインはインディ500優勝を期待「インディ500に挑むことが、いまは楽しみで仕方ない」

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2021年12月09日 22:11  AUTOSPORT web

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2021年はロマン・グロージャンが駆ったデイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシングの51号車
NTTインディカー・シリーズに参戦するデイル・コイン・レーシングは、2022年のドライバーに佐藤琢磨を起用することを発表。共同オーナーを務めるデイル・コインとリック・ウェアは、琢磨にインディ500での優勝を期待している。

 長年インディカーに参戦するデイル・コイン・レーシング。2021年は、18号車にエド・ジョーンズ、51号車にロマン・グロージャンを起用し参戦。元F1ドライバーのグロージャンは、優勝こそ届かないものの速さを披露し、わずか1年でアンドレッティ・オートスポートへ移籍となった。

 10月頭にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからの離脱を発表していた佐藤琢磨。移籍候補の一番手として噂されていたデイル・コイン・レーシングへの加入が12月9日に発表され、琢磨はデイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシングの51号車で2022年を戦うことになる。

 共同オーナーのデイル・コインは「NTTインディカー・シリーズを戦ったすべてのドライバーのなかでも、琢磨はベストのひとりに数え上げられるべき存在だ」

「インディ500を2度制した素晴らしいドライバーを、私たちの素晴らしいマシンに迎え入れて来年のインディ500に挑むことが、いまは楽しみで仕方ない。才能豊富な琢磨が2022年は私たちの一員になることを、チームの全員が歓迎している」とリリースでコメントを掲載。

 また同じく共同オーナーのリック・ウェアも「2022年シーズン、琢磨をデイル・コイン・レーシング・ウィズRWRファミリーの一員に迎え入れられることに深い喜びを感じている」

「琢磨はアメリカに限らず、世界中のモータースポーツで多くの経験を積んできた。彼の経験、そしてマシンに関する膨大な知識によって、私たちのプログラムをさらに進化させるとともに、大きな成功を収められることを期待している」

「きっと、彼の経歴には、インディアナポリス500での3勝目が付け加えられることだろう」とリリースで語っており、インディ500での期待は大きいようだ。

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