“球場外のMVP”ゴールデンスピリット賞のノミネート10選手が発表

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2021年12月16日 12:52  ベースボールキング

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東京芸術大学名誉教授・絹谷幸二氏作成のブロンズ像
◆ 社会貢献活動を続けるプロ野球選手を表彰

 スポーツ報知を発行する報知新聞社は16日、プロ野球人の社会貢献活動を表彰する『第22回ゴールデンスピリット賞』の候補者を発表。 10球団から10選手がノミネートされ、選考委員会を経て1月に受賞者が発表される。

 受賞者にはゴールデントロフィーと阿部雄二賞(100万円)が贈られるほか、受賞者が指定する団体、施設などに報知新聞社が200万円を寄贈する。今回発表されたノミネート10選手と過去の受賞者は以下のとおり。


◆ ノミネート選手

▼ 村上宗隆内野手 (ヤクルト)
・熊本城復旧の支援金を成績に応じて寄付

▼ 田島慎二投手 (中日)
・2020年、新型コロナウイルスの影響で中止になった中学3年生の夏の大会の代替大会を企画主催

▼ 菅野智之投手 (巨人)
・2015年から肢体障がい者の日常生活をサポートする「介助犬」活動を支援。公式戦勝利数に連動した寄付やPR活動への参加。

▼ 矢野燿大監督 (阪神)
・2010年から筋ジストロフィー患者へ「39矢野基金」を立ち上げ、電動車いす支援、寄付など。

▼ 中村晃外野手 (ソフトバンク)
・2018年から乳がんの正しい知識を広め、早期発見の重要性を呼びかける「ピンクリボン運動」の啓発活動。自身の安打数や勝利数に連動した寄付活動。

▼ 増田達至投手 (西武)
・2017年から新生児医療を支える機関へ、登板数に連動した寄付活動やNICU病棟、小児病棟への慰問。

▼ 宮西尚生投手 (日本ハム)
・2015年から17年は難病により意思伝達が困難な人をサポートする団体へ意思伝達装置の購入などのための寄付。
・2018年からは生命を脅かす病気とともに生きる子どもとその家族が安心してくつろぐことのできる滞在施設建設計画を支援。ともに登板数に連動した寄付を投手陣で行い、その先頭に立ってけん引。

▼ 吉田正尚外野手 (オリックス)
・2019年から開発途上国で貧困に苦しむ子供たちに本塁打数に連動した寄付活動。

▼ 角中勝也外野手 (ロッテ)
・2019年から故郷・石川県の障がい者支援として安打数に連動した寄付活動。

▼ 島内宏明外野手 (楽天)
・2020年から故郷・石川県や仙台市の子どもたちへ寄付、寄贈活動。オールスターでMVPに輝き、獲得した賞金の一部を野球少年育成のために寄付。


◆ ゴールデンスピリット賞歴代受賞者

第1回(1999年)松井秀喜(巨人)
第2回(2000年)片岡篤史(日本ハム)
第3回(2001年)中村紀洋(近鉄)
第4回(2002年)飯田哲也(ヤクルト)
第5回(2003年)井上一樹(中日)
第6回(2004年)赤星憲広(阪神)
第7回(2005年)B.バレンタイン(ロッテ)
第8回(2006年)和田毅(ソフトバンク)
第9回(2007年)三浦大輔(横浜)
第10回(2008年)岩隈久志(楽天)
第11回(2009年)小笠原道大(巨人)
第12回(2010年)ダルビッシュ有(日本ハム)
第13回(2011年)山崎武司(楽天)
第14回(2012年)藤川球児(阪神)
第15回(2013年)宮本慎也(ヤクルト)
第16回(2014年)栗山巧(西武)
第17回(2015年)今江敏晃(ロッテ)
第18回(2016年)内海哲也(巨人)
第19回(2017年)岩田稔(阪神)
第20回(2018年)井口資仁(ロッテ)
第21回(2019年)秋山翔吾(西武)
(※所属チームは受賞当時)

<選考委員>
大塚義治(日本赤十字社社長)
斉藤 惇(プロ野球コミッショナー)
佐山和夫(ノンフィクション作家)
長嶋茂雄(読売巨人軍終身名誉監督)
三屋裕子(日本バスケットボール協会会長/東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会顧問)
依田裕彦(報知新聞社代表取締役社長)
※敬称略・50音順

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