出会いを逃さないマッチングアプリ術 第3回 マッチングアプリで男性が使いがちな「NGワード」5選

こんにちは! マッチングアプリ専門家の伊藤早紀です。

緊急事態宣言が開けた今、マッチングアプリを使って出会おうとする男女がとっても増えたようです。



さて、マッチングアプリでは会えなきゃ意味がないですよね。会うためにはメッセージがとても重要です。たとえ素晴らしい写真や文章を載せてマッチングしたとしても、NGワードを入れてメッセージをしてしまうと一生会えません。



今回は、男性がやりがちなマッチングアプリのメッセージNGワードをご紹介します。


○1.なんでこのアプリやってるんですか?



愚問オブ愚問です。相手探しているからに決まっているでしょう!



よく考えてみてください。マッチングアプリのプロフィール文章に「使い方よくわかりません」「友達に勧められてはじめました」と書いている女子、多くないですか? アプリを使う女性は、全員恋愛相手を探すために登録していますが、それをわざわざハッキリと言いたくないのです。必死に見られたら恥ずかしいから。



本気で探しているように見せたくないから、上記のようなワードをプロフィール文章に書くのです。使い方なんて直感的にわかりますよね。そうやって苦労して「私、別に相手に困ってるわけじゃないし、そんなに必死ってわけじゃないんだけど? 」と表面では見せているのに、直球で「なんでこのアプリやってるの? 」と聞いたら今までの苦労が水の泡。



それよりも「僕は真面目に彼女が欲しくて登録しました! マッチングできて嬉しいです」と自己開示できると好感度高いですよ。

○2.年下だけど大丈夫ですか?



マッチングアプリなら年齢以外にも趣味が合ったり価値観が合ったり、見た目がどタイプ! など結構な年上や年下とマッチングすることもあると思います。



そんなときにマッチング相手に「自分はあなたより年下だけど大丈夫ですか? 」と聞く男子がいます。でも、女性が最も気になることの1つに自分の年齢があります。特に25歳以降の「アラサー」と呼ばれだす頃から、女性は自分の年齢に敏感です。



この「あなたより年下だけど大丈夫? 」というのは、男性からしたら気を使って言っているのかもしれませんが、遠回しに女性のことを年上だと思ってその年齢にびびっているように捉えられてしまいます。



恋愛になったら年上も年下も変わりませんし、いい大人になれば数字の年齢と積み上げてきた経験はイコールではありません。精神年齢の高い人もいれば低い人もいる。だから、年齢は気にせずに一人の女性として対峙してあげるのが大人の男ですよ。


○3.年齢よりも若く見られます



2番とうってかわって大人男子が書きがちなこの一言。年齢よりも若く見えるかどうかは自分ではなく、相手が決めることなので、この一言があるとたとえ若く見えるとしても「ナルシストなのかな?」と思われてしまう可能性があります。



ちなみに、私調べですがアラフォー男子はこの一言を書いている人がとても多いです。これは遠回しに「年齢はおじさんですが中身はお兄さんです」と言っているように感じられ、逆に年齢を意識させてしまいます。こちらも書くのは控えた方がベターです。

○4.ご飯いきませんか? 笑



こら! 自信がないからって「笑」つけるのはやめなさい! せっかく男性側からお誘いをしているのにとても勿体無いですよ。



「LINEしませんか? 笑」

「ご飯いきませんか? 笑」

「付き合いませんか? 笑」



と大事なときに「笑」をつけてしまったら、エスコート大失敗です。冗談っぽく言うことで自信がなさげに見えてしまいます。



逆に、笑をとるだけで真剣な気持ちが伝わり、印象が変わりますよ。決め所では「笑」は禁止です。

○5.いつ空いてますか?



一見何も害がないように見えますよね? でも、これは相手への想像力が足りていません。

これを言われたらあなたならどうしますか? 予定を確認し、空いている日だけではなく前後の日の日程も確認して3つぐらい空いてる日をピックしますよね。この手間を相手にかけさせてしまっています。しかも誘われた側に。



そうではなく、この日かこの日かこの日ならどうですか? とこちらから3つ日程を提示してあげるととても親切ですよ。



これは恋愛だけではなく、仕事もそうなはず。個人的に、仕事をする上でも、アポイントをお願いする立場なのに「いつ空いてますか? 」と聞く人が多すぎます。そんな人は恋愛でも同じなはず。だからこそ、3つ提示するだけで女性側から「スマートな人だな」と思ってもらいやすいのです。



今回はマッチングアプリのメッセージでやってしまいがちなNGワード5選をご紹介しました。もし1つでもやっている人がいたら、すぐにやめましょう。何気なく発してしまう言葉、普段の関係性がある相手ならいいけれど、マッチングアプリのように初対面の相手に使うと命取りになりかねません。



年末年始にかけてマッチングアプリユーザーは急増するので、これをしっかり頭に入れて、理想のお相手を探してくださいね。みなさんの恋愛を応援しています!



伊藤早紀 いとうさき 「恋愛婚活ラボ」所長、オンラインのお見合いサービス「ヒトオシ」CXO。マッチングアプリの総合メディアを運営や、結婚相談所の仲人の経験、さらには未婚男女へのヒアリングを定期的に行い、マーケティング機関「恋愛婚活ラボ」の所長として、恋愛・婚活への調査を行い、その知見を発信し続けている。2021年1月にCXOとしてオンライン婚活サービス「ヒトオシ」を立ち上げ、開始3日で会員150人突破。自身も20個以上のマッチングアプリを使いこみ、出会った男性は100人以上。2018年の夏に恋愛テクニック本「出会い2.0 スマホ時代の「新」恋愛戦術」を出版し、「マッチングアプリ」の最新情報を発信している。 MBS「初耳学」や、TBS「NEWSな2人」、NHK「所さん！大変ですよ」など多数のテレビ番組や宝島社「smart」、講談社「VOCE」、集英社「MORE」などの雑誌にマッチングアプリ専門家として出演。 ■伊藤早紀Twitter @matchappsaki ■紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」 ■YouTubeチャンネル「マッチングアプリ専門家さき」 ■マッチングアプリ総合メディア「マッチアップ」 この著者の記事一覧はこちら（伊藤早紀）