結婚生活を送っていると、日々のストレスから思わず相手に八つ当たりをしてしまうこともあるかもしれません。今回は、仕事に疲れた旦那さんからとんでもない一言を言われてしまったママのお悩みをご紹介します。
『今日、旦那に「俺は朝から晩まで働いてんだよ! 分かってんのかよ! 俺はお前の奴隷か? 答えてみろよ!」って言われた。何て言い返したらいい?』
「奴隷」とは、人間としての権利・自由を認められず、他人の支配下に労務に服す者などのことを指します。
詳しい経緯はさておきながら、投稿者さんの旦那さんはおそらく仕事が忙しく余裕がなくなってしまったのでしょうか。自身の身を振り返ってみたときに、思わずこのようなセリフを言ってしまったようです。大変だった気持ちは分かりますが、それが例え投稿者さんに対する「八つ当たり」だったとしても、言っていいことと悪いことがありますよね。果たして「
何て言い返したらいい?」という投稿者さんの問いかけに、ママスタコミュニティのママたちからはどのようなコメントが返ってくるのでしょう?
しっかり受け止めて、真面目に返します
『真面目に言われたら真面目に謝るわ』
確かに真面目に言われてしまったら、旦那さん側の事態の深刻さが伝わってきますよね。
『「え、そんなこと思っていたの? 私は、夫だと思っていたけれど」って答えるかな』
「あなたは奴隷なんかじゃなくて、大切な夫よ」と言ってあげれば、万事解決する話なのかもしれません。
『そもそも、結婚してもしてなくても朝から晩まで働いているのではないですか?』
「奴隷」じゃなくても、朝から晩まで働きます。
『え、奴隷って言うほど動いているっけ? 奴隷に謝った方がいんじゃない?』
むしろ奴隷の方が過酷な労働環境なのではないでしょうか?
『奴隷が「お前」とか言うな!』
自分のことを「奴隷」と思っているのであれば、まずは言葉遣いから正していくほうがいいかもしれません。
『「私を家事ロボット扱いしているくせによくそんなこと言えるね」って言う』
こちらはロボットのように余計な心情を殺して、淡々と家事をこなしているのですよ?
八つ当たりを思いっきり肯定してみたら?
『「今頃気づいたんか、このバカタレが」と言う』
火に油を注ぐことにならぬよう、お気をつけて……。
『「そんなセリフは奴隷みたく働いてから言うんだな!」』
某アニメに出てくるジャイ〇ンのお母さんが叱ったシーンで、似たセリフがありましたね(笑)。
『「え?違うの?」って言うしかない』
ですから、火に油を注ぐ行為はくれぐれも細心の注意を払ってお試しくださいね。
『「え? 「私」じゃなくて「会社」の奴隷だろ?」』
まだまだそんな会社が存在することも現実なのかもしれません。社会人は会社の言いなりになるしかないときも、多々あるのです。
『仕事に不満あるなら、朝から晩まで働かなくても済む仕事見つけろや! 自分の能力の問題を、こっちの責任にしてんなや! そういうところだよ! 仕事できないのも!』
日ごろの鬱憤が相当たまっていますね……(汗)。気持ちは分かりますが、言い過ぎには気をつけましょう。
相手にするだけ時間の無駄?旦那の八つ当たりには、冗談で返します
『「ピンポーン!」って言う』
思いっきりおどけた感じで言ってみたら、空気が変わるかもしれません。
『女王様とお呼び!』
SM風で言えば、少しは笑いに変えられるでしょうか?
『愛の奴隷よ』
思わず吹き出してしまいそうです。
『奴隷じゃないよー、ペットだよ』
それはそれで、ある意味酷いのかも……。
『「奴隷様! コーヒー飲みたいです!」って旦那になら言うわ』
果たして奴隷様はすんなりとコーヒーを淹れてくれるのでしょうか?
『面倒だから「頭を垂れて蹲え 平伏せよ」と言う』
鬼に関する某アニメのセリフですが、ますます面倒な展開にならないことを願います。
『あんたが奴隷ならすぐに売り飛ばすわって言いたいな』
冗談として受け取ってもらうには、相手のコンディションも重要になりそうです……。冗談でも慎重に。
『「えぇー! 奴隷になってくれるの? やった」と満面の笑顔で言う』
明るく「余計なことを言ってしまった」と思ってもらえそうですね。
ぐうの音も出ません!「夫婦ってそういうもの」とママたち
自分自身を「奴隷」と表現してしまった旦那さん。「自分ばっかり働いている」とネガティブな気持ちを抱えていたのかもしれません。その努力に感謝はしていますが、生活とは一方だけの努力で成り立つものではありませんよね。
『だったら誰のために、何のために働いてんのよ? 私のやる家事はあんたの為にならんのか? ならんのだったら汚れたパンツはき続けとけ。帰宅して座っとれば温かいご飯出てきて、温かい風呂が用意されて、綺麗なパンツはけて……私の労力があんたの為になるなら、私はあんたの奴隷だよね? お互いのおかげで生活できているのに、つまらんこと言うなら独身に戻りなさいな。判子、押してあげるわよ!』
あまりに正論過ぎて、何も言い返せなくなりそうですね。夫婦とは常々、互いへの感謝を忘れてはいけないのだな……と実感した投稿でした。
参考:広辞苑第七版「奴隷」
文・渡辺多絵 編集・秋澄乃 イラスト・めい
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