義母:「咳くらい、大丈夫よ! 飲むならシュウヤが帰ってからにして。お願いね」
そう言い残して颯爽と去って行く義母の後ろ姿を見送りながら、私は驚いて何も言い返せませんでした。結局、私はその夜も咳をしながらシュウヤ君の夜泣きに付き合いました。翌朝、咳が止まらなくなってしまった私は、仕事を休み病院へ行くことに。待合室で待っている間、ボーっとしながら考えます。
そして週末、私の咳もようやく治ったと思ったら、また義姉が「こんばんはー! 今週も来たよ〜」と泊まりに来ました。
義母:「おかえり。シュウヤも顔色良くなって良かったわねー」
義父:「シュウヤ、ジイジがおもちゃ買っておいたぞー」
義両親もとても嬉しそうです。すると……。
義母:「あのね、マドカだってそんなにしょっちゅう飲み会に行っているわけじゃないの。今日の集まりだって、シュウヤを産んでから初めての飲み会なのよ? 毎日頑張っているんだから少しくらい息抜きしたっていいじゃない?」
私が何を言っても義姉の肩をもつ義母。
|
|
【第6話】に続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・荻野実紀子