ヤクルト・村上は数字以上の存在感 井端氏明かす「代表でも一番馴染んでた」

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2021年12月22日 07:24  ベースボールキング

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五輪決勝戦で本塁打を放った村上(右)と迎える井端コーチ(左)
◆ 物怖じしない“強さ”も球界随一

 プロ野球シーズンを締めくくるNPBの年間表彰式も終わり、球界はいよいよオフシーズンに突入。21日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2021』では「年末大反省会」と題して解説陣が今季のプロ野球界を振り返り、セ・リーグMVPに輝いたヤクルトの村上宗隆選手を称賛する声が多数寄せられた。

 プロ4年目の今季は2年連続で全試合「4番」出場を果たし、打率.278、リーグトップタイの39本塁打、同2位の112打点を記録し、自身初めてとなる本塁打王のタイトルを獲得。三塁手としてベストナインにも輝くなど、チームの主軸としてヤクルトを20年ぶり6度目の日本一に導いた。 

 新シーズンから中日の二軍監督に就任する片岡篤史さんは番組に生出演し、「数字もそうですけど、チームを鼓舞する姿。ベンチで村上が喜ぶシーンを非常に見た。村上を見ていたらチームの一体感を感じた」と、中心選手としてムードメーカーの役割を担っていた点に言及。

 また、野球日本代表・侍ジャパンのコーチとして、ともに東京オリンピックで戦った井端弘和さんは「最年少でほぼ初選出(※19年3月の強化試合に参加)みたいな感じで選んだんですけど、ヤクルトのときと変わらず、塁上からもバッターに声をかけたりする姿があった。(代表でも)一番馴染んでやっていたかなと思う」と、大舞台でも物怖じすることなく個性を発揮していた姿を振り返っていた。

 来年2月に22歳の誕生日を迎えるという若さではあるものの、このオフの契約更改では年俸1億2000万円アップの推定2億2000万円という大幅アップも勝ち取り、すっかり球界を代表するバッターに成長。

 かつてヤクルトを指揮していた真中満さんは「風格ですよね。山田(哲人)なんかも村上に引っ張られたんじゃないかというくらい、それくらいチームの軸として頑張りましたよ」と、若き主砲の頼もしい姿に目を細めていた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』


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