解説陣のコメントで振り返る巨人・丸佳浩の2021年

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2021年12月27日 08:10  ベースボールキング

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巨人の丸佳浩(C)Kyodo News
巨人移籍3年目の丸佳浩は、好不調の波が大きく、打撃不振で二軍落ちを経験するなど悔しいシーズンとなった。

 ニッポン放送ショウアップナイター解説陣は、シーズン通して丸をどのように見ていたのだろうか。

 丸は開幕直後に新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱し、4月後半に復帰したが打撃の状態が上がらず、5月終了時点で打率.231、4本塁打、8打点と本来の姿とは程遠いものだった。

 5月14日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神戦』で解説を務めた川相昌弘氏は「タイミングがあっていない感じがするんですよね。そこに苦労している感じがすごくする」と指摘すれば、6月1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−西武戦』で解説を務めた山本昌氏は「本当に高いフライがあがりますよね。芯付近で捉えているんですけど、そのわりにはボールの下っつらを叩いてしまうので、すごい高い内野フライ。それが1センチ下がったらホームランみたいな感じなんですけど、そのあたりのズレがあるのかもしれませんね」と心配した。

 6月5日には打撃不振で二軍落ち。6月18日に再昇格を果たすと、打ちまくった。6月の月間打率は.346、7月も月間打率は.390と、前半戦が終了時点で打率.290まで上げた。

 6月25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた若松勉氏は「いいときの丸に戻っていますよね。不調の時は弱々しい感じだったんだけど、上がってきて体の芯がしっかりしてきた。バットスイングも早いし、腰の回転でしっかり打っていますね」と分析すれば、6月29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島戦』で解説を務めた川相氏は「軸がしっかりした状態でスイングができていた。構えたときの姿勢がすごく良くなりましたね」と好調の要因について解説した。

 東京五輪明けの後半戦は、さらなる活躍が期待されたが、8月の月間打率.196、9月が.157と再び低迷。.290まで上がった打率も、9月終了時点で再び.248まで下がった。

 9月10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日戦』で解説を務めた井端弘和氏は「ボールを追っかけていますよね。ちゃんと見極めて振っているという感じではない。左肩も出てきますし、ボールも打ちたい打ちたいと感じますよね」と話せば、9月15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−DeNA戦』で解説を務めた大矢明彦氏は「軸に体重が乗らないで前に出て行っちゃうんですよね。投げてくるボールを迎えにいくような形になりますので、空振りしてもタイミングが外れているような空振りに見えますよね」と指摘した。

 シーズン最終盤の10月に月間打率.361と状態を上げてシーズンを終えたが、トータルで見るとやや不安定さが目立つ1年となった。来季はシーズン通して安定した活躍が期待される。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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