『プロ野球ニュース』の“御意見番”が語る日本ハム・新庄ビッグボス

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2021年12月29日 16:24  ベースボールキング

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日本ハム・新庄監督
◆ オフの話題を独占するビッグボスについて語る

 21日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2021』では「年末大反省会SP」と題して、解説陣が今季のプロ野球を振り返る企画を実施。同番組の“御意見番”が日本ハムの“ビッグボス”こと、新庄剛志監督ついて言及した。

 派手なパフォーマンスと自由奔放な言動でオフシーズンの話題を独り占めしている新庄新監督について、歯に衣着せない解説でおなじみの江本孟紀氏は「衣装とかは別としても言っている発言はなかなか面白い。清宮に太ってても飛ばないじゃないかとか、うまいこと言うよね」と評価。

 平松政次氏も「自分のPRが非常に上手い。色々なアイデアを持っている。今までにない監督なのでちょっと見てみたいなと思います」と江本さんのコメントに同調した。

 江本さん、平松さんと並んで番組解説者で最年長の谷沢健一氏は「既成概念はどんどん取っ払っていくだろうね」と球界の固定観念にとらわれない采配に期待を込める一方で、「一つ難しいのは選手の掌握。面従腹背というか、顔は新庄ビッグボスに従っていても腹の中ではどうなのか。あの明るさ派手さに選手はついていけるかどうか。そのへんで選手が離れていかなければと思います」と懸念を語った。

 元横浜ベイスターズ監督の大矢明彦氏は「正直に言うと誰がやるにしてもあの戦力で野球をやるのは大変だと思う。働いていた選手も結構自由契約にしてしまったのでどうやってチームを作っていくのかまずそれが心配でね」と監督目線での戦力面の懸念を指摘。「どっちにしても若い人を使わざるを得ないので、どうやって思い切った手を打てるのかなと」と“新庄采配”への注目を語った。

 広島東洋カープの監督をはじめ幾多のチームのコーチを歴任した達川光男氏は「色々なことをやっていますが頭が良いからできていると思います」と派手なパフォーマンスの裏には緻密な計算が隠されていることを指摘。

「(新庄監督の出身高校の)西短大(西日本短大付属高校)は厳しいところですし、阪神時代も藤田(平)監督に厳しくやられたり、厳しさも知っている。今はこんなことしていますが、いざ始まったら相当厳しいと思いますよ」と来季の展望を語った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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