ソフトバンク・千賀が語る昨季「一番しんどかった」時期とは…

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2022年01月03日 08:13  ベースボールキング

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米国戦で好リリーフを見せた侍ジャパンの千賀滉大
2日に放送された『The Deep〜新春スペシャル〜』(ニッポン放送)にソフトバンクの千賀滉大が出演し、昨季しんどかった時期について語った。

 千賀は昨季、4月6日の日本ハム戦で左足にライナーが直撃し、左足首の靭帯を損傷。東京五輪・野球日本代表に選出されたが、復帰戦となった7月6日のロッテ戦で自己ワーストの10失点で敗戦投手。五輪では安定した投球を披露し、2試合・3回無失点で金メダルに貢献した。東京五輪明けは、後半戦だけで9勝を挙げるなど、自身6年連続となる二桁勝利を達成した。

 その千賀は「五輪の時が一番しんどかったです」と話す。「足を怪我して松葉杖で過ごしていた時は肉体的なダメージ、精神的なダメージが半々だったんですけど、五輪のときは精神的にしんどかったですね。投げていない選手を呼んでもらい、絶対に失敗をしてはいけない立場。生半可な気持ちでは日の丸を背負えないという思いでいたので、本番まではうまくいくことがなかったので、本当に苦しかったですね」とその当時の想いを語った。

 五輪のマウンドについては「怖かったというより、投げたときは1点負けていたんですけど、これで離されて壊してはいけない。試合の状況もありますけど、一軍で投げていない選手でも呼んでもらったということに対して、稲葉監督、建山コーチに対しての思いを背負って、気持ちだけでマウンドにあがって、吹っ切るしかなかった。ゼロで抑えることが一番の仕事。それだけを思ってマウンドにあがっていました」と稲葉監督、建山コーチへの感謝の想いを持ってマウンドに投げた。

 金メダル獲得については「このチームはすごかったなというところと、足を引っ張らずにすんでよかった。本当にホッとするというのはこういうことだなと思いました」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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