山本昌さんが注目する中日のルーキーは?「開幕一軍に一番近いのは…」

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2022年01月06日 17:50  ベースボールキング

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新入団記者会見でポーズをとる中日のルーキーたち (C) Kyodo News
◆ 「上位3人は楽しみ」ただし慎重なコメントも…

 立浪和義氏を新指揮官に迎え、大きな注目を集めている中日ドラゴンズ。

 楽しみがふくらむ新シーズンを前に、球団OBでもあるレジェンド・山本昌さんに「2022年のルーキーたち」についてお話を伺った。




 高校生中心の将来を見据えた指名が続いていた近年の中日だが、昨秋は1位でブライト健太(上武大)、2位で鵜飼航丞(駒沢大)と、右の大砲タイプの大学生を立て続けに指名。

 現状の課題を積極的に埋めて行こうという姿勢が見て取れたが、昌さんは「上位3人は楽しみ」としつつ、即戦力という部分に関しては、「打者は対応力が必要なので意外と難しい。未知数なので、おそらく立浪監督も期待はしているでしょうけど、計算はしていない」という見解を示す。

 昨年はDeNAの牧秀悟や阪神の佐藤輝明といった大卒のスラッガーが1年目から大暴れを見せたが、一般的に打者がプロ1年目から活躍するというのはハードルが高いもの。ブライトと鵜飼についても、「一軍のキャンプには来るでしょうけど、あとはプロのレベルを知って、その中で勝ち抜けるかどうかの問題」と付け加えた。



 一方で、「上位3人は楽しみ」としたもう一人、ドラフト3位の石森大誠(火の国サラマンダーズ)については、「よく3位まで残っていたという感想」と、その能力を高く評価。

 つづけて、「投げるボールを見ていると、強そうなボールを投げている。あとはアマチュアとプロのバッターの違いと、審判の違い。ここがクリアできれば十分やれると思う」とし、成功へのカギを挙げた。


 開幕一軍の可能性についても、「僕は一番近いのは石森くんだと思っている」と、快速左腕に注目。

 リーグ屈指のリリーフ陣を誇る中日だが、このオフに又吉克樹がFAでソフトバンクに移籍。又吉と同じ独立リーグからやってきた男が、1年目からその穴を埋めるような活躍を見せることができるか。山本昌さんも大きな期待を寄せている。


☆協力:スポーツライブ+『マサNOTE〜山本昌が記す球人の軌跡〜』




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