ウェストハムがリンガード獲得に自信…今季はマンU復帰で出場機会減らす

ウェストハムはマンチェスター・UのイングランドMFジェシー・リンガード獲得に自信を見せているようだ。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。

　リンガードはマンチェスター・Uの下部組織出身で、2014年8月にトップチームデビュー。昨シーズン後半は半年間の期限付き移籍でウェストハムに加入し、プレミアリーグ16試合の出場で9ゴール5アシストを記録した。

　ウェストハムはリンガードの助けもあり、6位フィニッシュ、ヨーロッパリーグ（EL）出場権を獲得。リンガード自身もその活躍によりEURO2020に臨むイングランド代表の予備メンバーとして招集を受けた。

　しかし昨夏マンチェスター・Uに復帰し、ウェストハムは改めて獲得を目指していたが、オーレ・グンナー・スールシャール前監督の意向もあり残留を決断。だが今シーズンは出場機会を減らしており、リーグ戦ではわずか8試合、87分の出場にとどまっている。

　ウェストハムは今シーズンELとの両立をこなし、スタートダッシュに成功。一時はチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得ラインの4位にまで浮上したが、負傷者の影響もあり12月に入ってからは調子を落としている。

　これを受けて同クラブは冬の移籍市場で積極補強の敢行を検討しているようだ。そのうちの一人がリンガードであり、ウェストハムを率いるデイヴィッド・モイーズ監督は獲得を熱望。クラブも獲得に自信を見せているという。

　スールシャール監督がクラブを離れラルフ・ラングニック暫定監督就任後も出場機会を伸ばせていないリンガード。2022年6月末でマンチェスター・Uとの契約が満了を迎えるため夏の移籍市場に向けても交渉可能となる同選手の去就に注目が集まっている。