三菱自動車工業は2022年度初頭の発売を予定する軽EV(軽自動車タイプの電気自動車)のコンセプトカーを公開した。「K-EV concept X Style」と名付けられた同車は爽やかなマットブルーにカッパーのルーフを組み合わせた2トーンカラー。見た目は同社の軽自動車「ekクロス」にそっくりだ。
○ekクロスがベース? ゼロから作った?
K-EV concept X Styleは「取り回しがよく運転しやすい軽自動車の魅力と、滑らかで力強く気持ちのよい加速と静かで上質な乗り心地という電気自動車の魅力に、先進の運転支援機能やコネクティッド機能を加えた」新世代の軽EVに仕上げたという。カッパーのルーフ色はEVのモーターコイルをイメージ。フロントバンパー、ボディサイド、リヤゲートには「X」のロゴが入っているが、車名にも使われている「X」の意味するところは、「軽ハイトワゴンにSUVテイストのスタイリングを掛け合わせた」ことと、そこに「EVの魅力を掛け合わせたこと」だ。