2022年F1、ドライバーごとのタイヤ選択制は復活せず「18インチ導入もあり、チーム側が全車一律の配分を希望」とピレリ

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2022年01月21日 07:21  AUTOSPORT web

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写真2021年F1アブダビテスト 18インチタイヤのテストを行うフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2021年F1アブダビテスト 18インチタイヤのテストを行うフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
 ピレリのヘッド・オブ・カーレーシングのマリオ・イゾラは、F1チーム側の意向で、2022年も全ドライバーが同一のタイヤ配分で週末を走るシステムを維持することを決めたと明かした。

 2016年から、ドライバーごとに週末に使用するタイヤコンパウンドの配分の大部分を決めることが許されていた。しかし2020年以来、コロナ禍でカレンダーの急な変更などに対応する必要が生じたことで、全車が同じ配分でタイヤを受け取ることとなった。スプリント予選以外の週末には、1台あたりスリックタイヤはハードコンパウンド2セット、ミディアム3セット、ソフト8セットの合計13セットが一律に用意された。

 イゾラによると、2022年も引き続き全車同一の配分システムが採用される予定であるという。

「パンデミックのなか、より迅速に対応できるソリューションを見つける必要があった」とイゾラは今週、モナコで実施したピレリのプレシーズンローンチイベントにおいてコメントした。

「チーム側から、このシステムは非常に良い、今後も維持したいと言われた。つまり固定割り当て制を続けることは、我々の決定によるものではない」

「全員が同じ条件であり、誰かが有利ということはない。チームは固定された配分をもとにして計画を立て始めることができる。時間とリソース、人手をかけて、ミディアムタイヤを1本多くしようとか、ソフトを1セット少なくしようといったことを検討せずに済む」

 2022年には18インチタイヤが新たに導入される。実際に2022年型マシンに新たなタイヤを装着してコースを走るまでは、グランプリごとのタイヤ配分を決める作業が難しいという理由もある。

「2020年には、翌年に(固定配分制を)継続することを我々が希望した」とイゾラは言う。
「2022年には新たな製品が導入される。分析してコンパウンドについて決定する自信がある者は誰もおらず、チームは同じシステムを継続することを望んでいる」

「2023年にチーム側が変更を望むのかどうかは分からない。だが今の段階ではこれが彼らの答えだ」
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